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鰐句 蘭丸の部屋


[262] 春来る
詩人:鰐句 蘭丸 [投票][得票][編集]

いつか来た

小高い公園の広場

葉の落ちた裸木の木陰に軽トラを停め

荷台に寝っ転がる

裸木の枝が描く幾何学模様の影に

意識もどこか飛んでいきそうになる

「あったけえ」

日差しはやわらかで

「気持ちイイや」

そよ風はやさしく吹いてる







「なにしてるかな」

君を想った



2009/02/14 (Sat)

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