詩人:ジョーブ | [投票][編集] |
星の揺らめきに、瞳から自然界がとおる。
この空いっぱいの光の自然界に、
いくつまで星を数える事が出来るだろうか。
試してみよう。
1、2、3...
あ〜綺麗な空だと数字が増えずに心が踊るよ。
君も見ているのかな、見ていたのかな、今日の星空を、
今瞳を閉じたら曇り空のような暗闇の夜になるのは当然で、
この綺麗な星を目の前にしても、目を閉じれば暗闇になる。
見えるって事は素敵なことだな、
あなたをもう一度みたいよ、愛love、you。
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罪もなき民が亡くなった。
荒野の道、遺体。
臭い匂いとなり涙は終わり、
ただ腐敗していく、
何故こうなったのだろう。
ジャーナリストさえ知らない戦場はあった。日々があった。
ただ、とめることすらできない争い。
天にのぼる魂は本当に必要のない時間だった。必要のない時間だった。
彼がのこしてくれたこの一枚の写真から想像できる無惨さは、私の首を横に振るばかりで、目を閉じたくなる。
今、遺体を目の前にすると、争いの心をひどく憎むしかない、そんな日々が続くはずの闘いだ。
私がこのおくれた情報は何処まで伝わる。
争いをカメラにおさめているだけじゃ、ただの中継で、この先よくない事を伝えているが、今の争いをとめる事はできない、そんな、ジャーナリストだ。
カメラを拳銃にかえれない、できる訳がないし、今をとめることが出来る力がない、ただ撮り伝えるだけ...
すまない。
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戦火の中には涙がみえずに、怒りよりも不安が渦巻いていた。
足は走るよりも無意識に敵をさがす、
飛来した瓦礫にうもれている足元なんて気にしない、
ただただ人間をさがしていた。
見たら撃つ、そう脳がもう気付いていたんだ。
花はない水もない食糧なんてない、神はいない。
覚えているよ。太陽が消え月が照らすんだと、静かに敵を狙えと言う。
口からは唾液が知らず知らずに失われ、声が出せないと一瞬に呼吸が小さくなる。
一呼吸(ひとこきゅう)の合間がない、『父と母よ』と叫びよぎるのは、自分の死を自覚したからなのか、銃口に瞳がゆく、
1、2、3、心の中で前へと進むタイミングは友を願う。どうか死なないでくれ、我が友よ守りたまえ。
最後に覚えている事は、小さな視覚が妻と子の面影を見せたこと、
私の墓は静かな場所にしてあるみたいだ。
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月日が過ぎて、まるで少し錆び付いていくブリキのおもちゃ僕の躰。病のせいもある、日を重ねるごとに心が重たくなる、あの頃と比べると随分と歳をとった。木の葉が落ちて季節が進む。
今の暮らしぶりだけは何も変わっていない。あの日に戻りたい、あの日から始めたい、一歩二歩と長い道のりを歩いてきた今、様々な想いと記憶に溺れそうになって、押し潰されそうになって、初めからやり直したいと思う…自分の脚で歩けなかった事が悔しくて、言葉をもたなかった幼子の時代にまで戻りたいとは思わないけれど…、あの瞬間からやり直したい、思い始めると息がうまくできなく胸が痛い。どんな風に思っても、どんなに悔やんでも、現実に戻れない、痛いほどわかってる…夢が現実今が過去。
優しい人冷たい人この歳になるまでに随分とたくさんの人に出逢った、その中で自分を大きく変えるほどの出逢いがあったのか…でも確かに少し変わってきている自分が今居る。確かに人生の道で出逢ったすべてがいまの僕の中にあるんだろう。春夏秋冬の、どの扉でもいい、今すぐにでも開けたい。頭の中のこの想い・記憶から解き放たれて、あの頃へ戻れるのなら遠くに見える『嗚呼』と、ため息だけが部屋に響く、小さくね…。また春夏秋冬の季節の扉を開けて進むんだ。扉はいつも僕の目の前にある、きっと鍵は僕自身の中にある。振り返ったって立ち止まったって、道は続いてく、あの頃あの瞬間に戻れないけど。今、この瞬間が未来を変えられる。いつだって変われる。躰は錆び付いていったって、鍵は僕自身の中にあるのだから… 今も、いつだって。春夏秋冬のどの季節からも未来をつくれる。
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紙飛行機に、綴られた文字が、
風に揺られて、
思いが飛ぶ、散れ恋文。
もっと高く、強く書いた紙飛行機の中の恋文。
届け届け、小さく遠くに行った。あの日の僕ら
紙飛行機。
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想いの魂ぎゅってしたい、
ぎゅって強く包んで、
忘れないように...忘れなくしたい、
ぎゅっ、
あの日の夏。
浴衣(ゆかた)が屋台(やたい)を泳(およ)ぎまわった様な日、
夏祭り、
君と二人で恋。
ぎゅっとした恋が、
甘かった。
わたあめに、りんごあめ。
嬉しかった。
ぎゅっとした魂。
誰も知らない様な並木山道。
手を繋いだ想い出。
ぎゅっとした。
幼き浴衣姿、ふたり。
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軋(きし)む音は彼の考える時間の始まりで
床から椅子が片面宙に浮く時に
一人の小人が彼に耳打ちをした
「これは錯覚じゃない真実だ。幻聴なんかじゃない真実だ」
そう聞こえたら、彼のまわりから不思議な色のもやが浮游しはじめた
怖いのは幽霊という存在を意識してしまう事
恐ろしいのは声から妄想が頭の中に飛び交い
信じてしまうこと
誰にも本当にちゃんと説明できなぐらいの不思議な世界になる時
彼は病がきたのだと信じ、落ち着き瞳を閉じる
机の引き出しから薬を一粒とり出して飲みほすと
小人は窓際に立ち
「また来るからな」
と呟いた
とてもとても小さな声で
病なのか、真実は声が聞こえる事はたしかで
それが普通なんじゃないかと思ったりもする
病なんだろう。他人の耳には聞こえない声がするから
正常じゃないのだろう
だから病なんだろう
似たような同じ体験をする方は居るのだろうか?
居たならば、一緒にいたらば同じ声がするのだろうか?
今宵も窓から知らない場所の風が入り
かすかに知らない場所の匂いがした様な
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天空の手紙は白く白く
あなたの運命を変えてゆく
私からあなたへが
運命を変えれた事でしみついた文字がある
それは天空の手紙白く白く文字だけ青い
太陽に守られているその暖かさが
体温を私達にくれている
窓からの風は知らない場所からのかすかな香りがする
この風は君の元へも行ったのだろうか
四つ葉のクローバーそのうち見つかる
そしてそれは幸運があると呼ぶ
この部屋の小さな小さな空想の言葉である
私が練り上げた言葉は私自身で夢をみる
いい天気だ
少しばかりお昼寝をしようかな
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遠く遠く歩んで行くよ
未来を黙って歩きたい者が
不安でいっぱいになり
口からは愚痴がたくさん出るよ
あの先を目指し悩んでるいると
口調がついきつくなる
相談相手の親友を困らせた時ほど
その場では相手の思いを受け止めれないから
この場所の自分からじゃしばらく
黙って行ける場所は
あの頃と呼ぶ過去だけだろうと決めつける
無言になる次は想い出を巡る静かな心
自分自信の過去が未来をつくりたいなとなるのは
全身過去に浸った時だけで
後は現在からぬけだせない
それは仕方無い
未来は現在からであり過去から未来には飛べない
現在があるから過去と未来へと思慮が繋がっている
だから現在をどう思慮分別して未来をつくるか
現在をどう思慮分別して過去を力にするかだろう
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願いは叶わない
願いを思い続ける事は疲れてマイナスになる自分になる
叶わないから
そうなんだきっと叶わないから
願うのだろうね
あの道この道には救いのある道なんてなく
ただ強引に苦しむ壁にぶつかり
ぶつかるたびに苦しみ
ただその道を突き進むだろう
壁にあたり精神を削り苦しむ事は
願いでもなく運命なのか
人生勝ち負けが世の中のテレビ映画やドラマで聞く
勝ち組と負け組
僕は苦しむ負け組だろうどう見ても
悔しんでも解決はされず
苦しみのまま誰かが救うって事もない
自分の心の中は暗くて手探りになり
いつまでも暗闇で嘆きつづけている
気分が良くない今日にメモをのこしたのは
これがまた未来の自分が読んだら
なんと思うかどう未来が変化しているか
同じ様な似た様な苦しみのままかどうか
この思いを未来へと書きのこした他の理由があと1つ
それはまだ自分が死を選びきれずに
生きているからだろう