詩人:ジョーブ | [投票][編集] |
波打ち際にいるような感覚であり、
今、目の前のそこに沈みたいなと、
悲しみというものが、体内の内の内からそう、脳に命令するかのようだった。
私が一歩踏み出せば落ちてしまい、私は亡くなるんだなと考えた。
踏ん張って歯をくいしばり.涙をこらえて苦を我慢するのだが、
あの素晴らしき日々を思いだす一瞬に、愛しきあの人の顔を思い出してみては、自分の顔が一時(いっとき)優しくなる。
今...ねえ、さぁ。
何分間あの悲しみを我慢していたんだろうか、
波打ち際に運ばれた綺麗な貝殻(手紙)が見えるまでの時(とき)。
ふっといつもの自分の元気な顔になったのが、これ(手紙)。
意識が正常に働いたんだな、綺麗な貝殻(手紙)で、
貝殻(手紙)を見た時に、現実をしっかりと受け止められたからなのか、
しっかりと見れたのならばまた、
貴女に会いたくなった。