詩人:SHANON | [投票][編集] |
去年のひぐらしが鳴く季節に君に恋をした
「受験後に絶対付き合おうね」君と約束した夏
まぶしい君の笑顔を見てるだけでもよかった
去年の10月にデートしたね
今までで一番楽しかったよ
その日の君を俺はいつまでも忘れない
そして受験が終わり君に恋をして二度目の夏
君の傍らには他の男がいたね
それでも好きなキモチは変わらない
君の笑顔が見たいから
君が好きだった時間が一番充実してたから
たとえ叶わぬ儚い恋であっても
たとえ君との思い出が過去であっても
今も君が好きだから
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希望の終わりの鐘は絶望の鐘の音をこだました
残されたのは俺の心だけだ
なんで君に出会ってしまったのだろう
でもどうして出会わなければよかったって思えないんだろう
こんなツラいのに
こんな切ないのに
いっそ罵倒してくれたほうが楽だって思う
君が俺に同情なんてするから
それが君の優しさだって誰よりも知ってるから
俺は君が忘れられない
男は好きな女に同情されては生きていけないんだ
でも君との出会いが教えてくれた
俺が強くなればいい
強くなってやる
止まった鐘がまた鳴り響くまで
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桜の花が咲き乱れる頃
君に恋焦がれていた。
願いが届かず
舞い落ちるのかな。
もっと見ていたかった君の笑顔。
伝えたい音、
届かなかった音。
「君が好き」
ただ一つの願い。
君にあげたい
かすかなの希望を。
夢でもいい。
願わくば
生まれ変わったら
君の傍で咲く
花になることを……