詩人:ならか | [投票][編集] |
ここは田舎だから気付かなかったのか
人間は多すぎる
あたしが思ってたよりも
沢山いた
日本だけでも
地域だけでもあんなに
そんな多くの人間の
考えを
価値観を
感性を
まとめてしまうなんて無理な話だよな
ああいえば反論
こいいえば反論
メリットとデメリットの攻めぎあい
そして
民主主義の利己的方法が適用され…
少数派は省かれるらしいね
いや、あたしは少数派でもいいよ
べつに
人多すぎるの嫌いだから
いいこぶるのも嫌だし
かいかぶったって
どうせぼろがでるし
あたしはあたしの立場で
外野で頑張るから
多数派になりなよ?
せいぜい偽善の戦いを
健闘なんか祈らないからね
詩人:ならか | [投票][編集] |
夕日はいつもいちごいちえ
僕らもいつもいちごいちえ
ねぇ
この夕日をみて
きみは何を思ってる?
あなたは何を思ってる?
幸せとは気付かずに
過ごすこの日々と
輝しいほどの未来と
嫌でもみえてくる週末と
『終末』に
気付かないふりしたのは
多分あたしだけ
みんなは気付かないでいい
はしゃいでいて
いつまでも
いつまでも
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みんな
今日の夜空見た?
綺麗なまんまるの
黄色い
おっきい
お月様がみえたよ
いつも綺麗で
銀色してるけど
今日のは優しくひかってた
うまく雲がかくして
ふと思い出した曲
おぼろ月夜
あの歌は季節は春だけど
今は秋だけど
月の綺麗さは変わらなくて
雰囲気も変わらなくて
秋風そよふく空をみれば
望月のぼりて虫の音なり
詩人:ならか | [投票][編集] |
万引きや盗みなんて
するつもりも気も一切ないのに!!
監視カメラを意識してしまうんです
殺人だって窃盗だって
してもないのにする気も一切ないのに!!
警察官がくるときまずいんです
こんな僕をヘタレと
呼んで下さい!!
努力だって勉強だって
めっちゃしたのに
手応えあっても答案全部うまっても
テストの結果が不安で
不安でたまらない!
夢にでてきたテストの点数は
赤点だあ!!!
毎日毎日練習練習練習!
あんなに部活ばっかりして
それでいてほめられているのに
上達しているのに
試合が不安で不安で
たまらない!!
震えがとまらない!!
こんな僕を
ヘタレと呼んで下さい。
だから…
こんな僕だから
強くなるよう
賢くなるよう
もっと頑張っていきます
詩人:ならか | [投票][編集] |
あらがえない優しさに
出会ってしまった夜は
せつなくて
何故こんな時ほど雨が降っているのか…
余計にせつなくて
傷はいつのまにか癒えていて
けれども優しさにだけは
過剰に反応して
しっとり、しっくり
こんなに心地よい沈黙はない
あなたの瞳は
時に激しく、常に静かに
常に遠くに
今日の月も
優しいね
そこのあなた、
傷は癒えましたか。
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つばめでGO!!
で、
夢の場所には
2時間ぐらいで着くけれど、
今はそこに夢はないの
夢を見い出すにはあと
ものすごく時間がかかるみたい
5〜6年くらい?
意味がないと
意義がないと
場所は逃げないけど
チャンスは自分でとらえなきゃ
コツコツコツコツ
歩くのは
頑張るのは
他でもない
あたしの頭と手と足
体なのだ
コツコツコツコツ
積み重ねて
積み重ねて
夢にまで真っ直ぐ伸びよう
そして
目的を持って
夢にまででた
あの瞬間を
リアルタイムに
体験しよう
詩人:ならか | [投票][編集] |
もっと
もっともっともっと
もっともっと
傷付かなきゃ
もっともっと
関わって
深く、深く、関わって
裏切られて
心を傷付けられて
心に傷をおって
知らなきゃ
心の痛みを
人の心の痛みを
知らない人が
傷付いた人に
優しく かける言葉なんて
みつかりっこない
やい!!
臆病者め!!
逃げてばっかりのくせに!!
もっと正面むけ!
たちむかってよ
詩人:ならか | [投票][編集] |
いつのまにかたんぼは
稲の黄色に染まって
いつのまにか赤い
彼岸花にふちどられてた
この前の台風のせいで
せっかく咲いたヒマワリが
根こそぎ風に負けちゃって
花開いたまま倒れてた。
夏を耐えしのんできたのにね、
オータム、
セプテンバー
いなかでは
ゆっくり・ゆっくりと
時間がながれる
それにあわせてか、
あたしも
ゆっくり・ゆっくりと
変化していく
成長していく
はじまりはゆっくりすぎるから
誰も、自分でも気付かないんだけどね
ゆっくり
セプテンバー
詩人:ならか | [投票][編集] |
あの時ああすればよかったと、
胸によぎる思い出と
すれちがう君
もう知らない人
あの時ああすればよかったと、
頭をよぎる後悔と
使いきってすりきれた
ユニフォーム
以前はいつも自分のそばに
在ったのに
いまでは他のものみたい
どちらも似てて
似てない存在
時間が風化してくれたんだね、
時間に僕らは振り回されるんだね、
でも、風化しないと
心はもたないだろうな
あの時の後悔と屈辱と未練と罪悪感と絶望と混乱と緊迫感と哀れと混沌と不安と憎悪と悲しみと憤怒と遺憾と虚しさと空虚さを
風化しなきゃ
早く、早く
風化しなきゃ…
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自分の中には宇宙があると
子供の頃からかんじてはいた
それがなにかもわからぬまま
年を重ねるごとに
どんどん…どんどん
自分はちっぽけだと感じていった
なぜか
居づらくなった
ちっぽけだと
思いしらされることで
お前なんか
居ても居なくても別にね、
って
否定されてるようなきがした
けど今は違う
ちっぽけだとわかってる
けれども
存在を証明してやる
宇宙は潰れてはいない
消えてはいない
今も何億何兆もの
惑星は動いている
止まりはしない
広がるのみ
叫んでやる
思い知らせてやる
俺の宇宙の何光年もの営みを
俺の気宇壮大な世界を
supernovaまではまだほど遠い
自らの光をみせつけてやる
照らされて光るんじゃない
誰でもない
己れが光源だ
どこ探したって
ひとつとないからね