愛猫って多分
あいびょうって読むのかな?
あいねこでいいのかな?
誰か優しい人
ちょっと教えてくださいな


今日は冬なのに
お昼から暖かかったから
どこかのお家の
アメリカン・ショートヘアが
昼寝をしてた


こんにちはって声をかけた
わかってくれてるのかな?

でも後で
こっちに来ない?って聞いたら
猛DASHで逃げやがった嫌われたね　と
友達から笑われたよ


猫はいいな
あったかくて
柔らかくて
キママ
自由といえば自由


猫の気持ちが
解るようになればいいのに
猫の言葉が
解るようになればいいのに

猫の鳴き真似は得意だけど

あなたの声は
ニャーとしか聞こえなくて
ちょっと寂しいけど
あなたはスリスリ
頬を寄せてきて
くれるから

アタシの顔は
ニヤニヤにやけてる


爪はたてないで
痛いから
でもあなたのその
肉きゅうと
猫パンチは
大好き

長生きしてね

寄せてはかえす波のように

人の心にも波はある


あなたに重なっては
あなたから逃げて
さまよって
また戻って


夜にはひとり
あなたを思うあまり
涙する


こんなに側にいるのに
あなたの側にいるのに
届かない波もある


時にはあなたに
触れて欲しくない
自分だけの夜を
楽しみたいのさ


自傷悲劇のヒロインじゃないけど
たまには感傷の波に
浸らせて

こんな穏やかな日は
穏やかな風がふく
穏やかな波
手を繋いで
散歩にでもいこうか



寄せてはかえす
寄せてはかえす

あなたの気持ち
あたしの気持ち

共感したり
反発したり
傷付けあったり
慰めあったり
抱き合ったり
笑いあったり


いつも
あなたの心の波の様子を
あたしに教えてね

あなたの波を
知りたいから


今日の波は
どんな感じ?

子供の頃はあんなに無邪気で
ひとみしりなんてしなかった
不思議に誰にでも
笑顔をふりまいていたのに


今となっては心に
誰かに壁と距離作って
警戒して疑って
自分を自分で押し殺して
その口を自分でつぐんだ
ねぇ
いつからこんなに
陰湿になったの?


年を重ねない方が
よかったのかな

空を見たのは久しぶりだ
こんなに青くて
広かったっけ
子供の頃はあんなに時間をかけて
空を眺めていたのに


空は変わらないのに
あたしはこんなにも変わったよ
それはいいこと?悪いこと?


あ
違う
違うや
まだあたしは
大人じゃない
まだまだあたしは
子供なんだ

死んだらどうなるだろうか

天国にいって
愛しい人にあうことが
できるのだろうか

地獄に行って
生きてきた罪を
ぬぐない続けるのだろうか



死んだら
土に帰るのだろうか
無の中
肉体は
炭素・窒素などと
原子の姿になり
ふわふわと空中を漂うのだろうか


魂は存在するのだろうか
生まれ変わることができるのだろうか

それとも
無が続くのだろうか

すねた…


いやすねてない!
だってきみが悪いんじゃんか
あたしが勇気だして
どっか行こうって誘ったのに
あなたは
『きついからやめとく』


ええ
すねてますよ
せっかくの休みだから
誘ったのにさ…


あぁ
軽くショック
あたしが一緒にどこか行きたいって
思うように
あなたも一緒に
出かけたいって
思ってるって思ったのに…


軽く裏切られた気分
共感なんて出来ないんだね
あたしが思ってるよりも
あなたはあたしを
好きだと思ってたのに…


その夜電話があった
君から電話があった

“泣いてない？”
…別に泣いてないょ。
“やっぱ…明日どっか出掛けない？
…どこ行こうか!!


あぁ
あたしってホント
単純だな

思い出はとても綺麗だね

今はとてもみにくいのに

何でだろう?
いつかはこの
醜い今だって
綺麗な思い出になる
まるで
さなぎから
蝶になるように


時間とはそういいものなのか
色々なことを薄れさせ
美化させて


人はその渦にまきこまれる
虚しいだけ
虚しいだけ
わかっていても
思い出は
美しくみえる
美しくみえる


でもさ

綺麗だった今は

より綺麗にみえるのかな?

悲しいかな
人間には慣性という
性質がある

慣性は大いに役に立つが
そのせいで人間は
大事なことを見逃しがちだ

例えばこんな問い

『人はなぜ生きてるの？』
『地球はどこから来たの？』
『神様はどこから来たの？』


友達に尋ねても
相手にしてくれない

考えれば
考えるほど
僕は分からないというのに!!

彼らは慣性のせいで
生活におわれているため
見失いがちだ
そんなことを考えても
何にもならない
自分の世界を決めつけてしまってるから

だけど
僕は自らに尋ね続けよう
『生』の問いを



慣れほどつまらんものはない!!

小さな小さな青い花

ふと気づくと咲いていた

あれはいつだったかな

無邪気に時間も忘れて
遊んで
遊具の上からみた
春の夕焼け
さみしくて
ひとりたたずんだ
友達は帰って
ひとりたたずんだ


足元に青い花
気づくか気づかないかくらい
小さな青い花
だけど好きな花


ふと気づけば
咲いていた
ふと気づけば
踏んでいた

自分で
自分を
追い詰めて
泣き言　へりくつ
自分にいいわけ


青い花でいい
小さくていい
目立たなくていい
踏まれたって
次の日には起き上がる
名前はわからない
青い花
名前なんていい
青い花

忘れないよ
季節が終わり
枯れてしまっても
時間がたって
覚えていよう


今度君が咲く季節に
君に気づいた時
君をみた時

思いだそう
あの日の夕焼け

君があたしより映画をとるならば

あたしは君より
BUMPOFCHICKENをとってやる

そんなことを思っても
気持ちは動かなくて

あ〜あ
幼稚なあたしの恋
無器用なあたしの恋


メールはいつでもしてほしい

あたしから送るばっかりは嫌だ


いつでも声をかけて欲しい

他の子と喋るよりも
あたしと喋って


不安があるならはきだして
あたしに落ち度があるなら
指摘して


お願いです



あたしにかまって

好きという感情ほど
厄介なものはない

16歳にして
悟ってしまった

自分ばかり不安で
自分ばかりドキドキしてしまう
そんな気がする


抱きしめられると
暖かくて

構われないと
悲しくなる


なんであたしばっかり!?
腹立たしくなる

愛しい愛しい
あの人に
今日もブンブン
振り回されて


目がまわって
何もわからない

わかるのは

愛しい愛しい
あの人の姿だけみたい