詩人:ならか | [投票][編集] |
戦争が始まったよ
人を殺さなきゃいけないらしいよ
嫌だよ
誰も殺したくなんかない
まず自分を殺さなきゃ
敵も味方も分からなくなったよ
何の為に血を流しているの?
誰かを殺すために
今まで生きてきた
わけじゃないのに
僕の妹もこれくらいの年だった
何年か経てば
誰かと夫婦になるはずだったのに
僕が彼女の未来を断った
誰も信じられないよ
信じれるのは銃と剣だけ
こんなことをするために
生まれてきたわけじゃないのに
詩人:ならか | [投票][編集] |
人間って
自分で思うよりも泣き虫で
自分で思うよりも弱くて
自分で思うよりも傷付きやすい
人間そんなもんなんです
特にあたしという人間は
よくあてはまる
いつも誰かにかまって欲しい
特に愛しいあの人に
いつも誰かに触れていたい
特に愛しいあの人に
優さに心はぐらつく
裏切りに心は沈む
怒りに心は震える
喜びに心は晴れる
さんざん悩んだあと
問題があっさり解決した
その後完全にふっきれたあたしがいる
人間単純だね
自分で思うよりも単純
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結局なに!!?
何がいいたいの!?
ないものねだりばっかだろ?
人には優しさ求めるくせに
自分はやることやらないで
知らない間に誰かを傷付ける
傷付けたこと気付いたら
罪悪感感じて泣き出して
傷付いた相手は言う
『大丈夫。気にしてないよ?』って
いい加減にしろよ
どれだけ経験積めばわかるんだ?
いつまでも
いつまでも
同じことの繰り返し
いい加減に学べ
誰かを裏切っては
裏切っては
信じさせる
つまり騙す
偽りを演じたって
虚しさを感じるのは自分だけだ
結局
自分で自分を貶めてる
自分で堕ちてくんだ
詩人:ならか | [投票][編集] |
空は変わらない
星は変わらない
海は変わらない
多分
あたしは変わっていく
学んでいく
老いていく
汚れていく
いつしか空も汚れた
海も汚れた
星も汚れた
想像してた以上に
あたしは汚れた
変わらないと思っていたのに
流されて
溺れて
巻き込まれ
この身に染み付いた汚れは
とれることはない
汚れた世界で
汚れたあたしはもがく
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自分はサボりながら
ひとには
ああしろ
こうしろ
オイオイそりゃないよ
自分の言ってること
わかってますか?
自分が正しいと思い込んで
救いようのない馬 鹿だね
そのまま居ればいいさ
そのうち自ら腐ってく
ああ
既に腐ってるっけ?
(笑)
人の上にたって
喜ぶなんて
あたしには
真似できない仕打だね
それは自信じゃないよ
うぬぼれ
勘違い
思い違い
筋違い
自己満足
鏡みる前に
その性格の醜さを
どうにかしてちょーだい
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いきなり手紙で
“別れよう”
哀しみよりも怒りが先にでてきた
あの言葉は嘘なの?
もう好きじゃないの?
そっちからでしょ?
なんで平気な顔していられるの?
だけど
後になって
あなたが恋しくなった
ものすごく
強がってたよ
もう一度一緒にいたい
今度は素直になるから
まだ間に合うよね
あなたからの電話を何日も何日も待った
来るはずないのに
忘れようと思えば思う程
あなたが思い浮かぶ
意識しないと思えば思う程
あなたを意識してしまう
最後まで君に“好き”と
言えなかったね
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生きてる意味がわからない
君が僕に問いかけた
ただでさえ純粋なのに
君は傷付いて疲れてボロボロ
子供みたいに泣いてた
泣き声を押し殺して
僕は君の側にいることしかできなかった
何か言葉をかけたくて
口をひらいては
ひらいては
つぐんでしまった
ただ君を抱きよせることしかできなかった
無力でごめん
ヘタレでごめん
力になれなくてごめん
それでも君は僕の事を好きでいてくれる
ねぇ
生きてる意味がわからないって言ったよね?
僕は君と生きるために生きてるんだよ
そう信じる
そう願う
そう決めた
だから少しの事で
くよくよしないで
泣き声を押し殺さないで
醜くていいから愚痴をこぼして
つらいことがあったら言って
涙なんてこらえなくていい
我慢しなくていい
声を上げて僕の胸で
泣いて
慰められるのは君じゃない
僕のほうだから
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どれだけ時が経っても
あなただけを想う
あなただけを愛する
あなたのそばに居続ける
そんな根拠のない自信があるんだよ
未来の事なんかわからないのに
ずっと君が好きだという
ずっと君を想うという
たてまえなんかじゃない
君が好き
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“大切なものはなくしてから気付く”
そんなのは屁理屈だ
そんなのはいいわけだ
本当に大切なものならば
なくしたりなんかしない
むしろ自分から手放すなんてありえない
それ程の覚悟をもって
君を大切な人と呼ぼう