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ならかの部屋


[192] 夜中のお米とぎ
詩人:ならか [投票][得票][編集]

夜中の台所
白米を洗う
お米は一粒一粒は種
命の元である

夜中は
思考回路
嫌な方向に
まわってしまう

米粒を人間に
例えてしまう
のうないへんかんw

何千粒というお米…
何千人というひと…
何千人ものひとの
皮膚(籾殻)をとり
精製し
何千人ものひとを
水で洗い流し


む し て し ま う

ほっかほか

お米にとって
人間は残酷な
いきもの

2007/12/19 (Wed)

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