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ならかの部屋


[198] 普段
詩人:ならか [投票][編集]


私の過ごしてきた日々や
重ねてきた努力など意味はなく
簡単にひねりつぶされる
忘却は存在が消えてしまうこととあまりに似ていて


時々あたしの体から軋む音かするのは
誰かの記憶からあたしという存在が消えてしまったから

歳をとるにつれて軋む音はよくなるようになった


だからあたしは月日がたつのが恐い

ずっとこのままがいい

つまらない
けど温かいこの場所
このままつまらない日々だけを過ごしたい
気が狂うほど幸せで温かい


けど時間は掻っ攫う
温かい場所時間居場所
時間はあたしを指差して嘲笑う
そんなに可笑しいかしら?
ただ必死に生きているだけなのに
そんなにみずほらしいかしら?
じゃあどうしたら恰好よく見えるの?




擦っても擦っても
消えない 消えない
ねぇ やめて

いつからそんなに弱くなったの

2008/02/15 (Fri)

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