詩人:弓月 あお | [投票][編集] |
君の隣。
それは僕の好きな場所。
止まるはずない時間さえ
止まっているかのようで
でも確かに流れている感じ。
僕が優しくなれる場所。
君を愛しく想える場所。
どれだけ手を伸ばしても
僕なんかじゃ踏み込めない
って
思ってた場所。
だけど
この僕の願い
風に乗せて
そっと運んだ。
いつかは君に届く。
そう信じて――
君は見つけた。
僕の願いを乗せた風を。
笑って受け止めてくれた。
やっぱり君が好きだ
って
思った。
だから今
僕はいるんだ。
君の隣。
僕の好きな場所。
僕の隣。
僕の好きな人。
もう絶対
離してやんない。