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[67] 空に笑う
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笑ってごらん

空が見てるよ



クヨクヨしてたら

恥ずかしいでしょ



大きな空はね

いつでも見守っているよ



こんな顔してたら

太陽にだって

笑われちゃうよ



引っ込み思案の

まぁるい太陽も

勇気を出して光を放つ



だから負けずに

笑ってみせよう



君からも見える

この大空に



届くはずのない

この想いを込めて

2006/06/27 (Tue)

[66] 愛について
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愛は簡単に感じれない

愛は心で感じ取るんだね



愛なんて語れないけど

そうわかったんだよ



目には見えない愛を

いかに心で感じ取れるか



もしもそれが私に

出来るようになったのなら



私も少し大人になれるのかな

2006/06/26 (Mon)

[65] 1番の荷物
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こんな天気のいい日

出掛けられずにはいられない



残業疲れの心身も

ヘルニアっぽい腰痛も



全て忘れて外へ飛び出す



電車に乗り込み

あんパンと緑茶で空腹を満す



橋を渡り川を越えて

緑で染まってしまいそうな程の

森の深緑の木々



空は青くて大きくて

たまに浮かぶ白い雲が

空っぽさを引き立てる



通過する駅には

到着を待つ人々



こんな日のこんな景色

とても心が和みます



こんなにも素敵な日

何もかもが充分過ぎるはず



なのに欲張りな私は

貴方が居ないことに

不満を抱いている



いろんなことを並べて

充分過ぎる位に寄せ集めても



貴方が居ないとだめみたい





欲張りな私を許して欲しい



これからも貴方への想い連れて

この電車で旅をするんだ



私の一番の荷物になりそうだね

2006/06/25 (Sun)

[64] 邪魔者扱い
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いつもキミが

邪魔をする



踏み出そうとする

アタシに

邪魔をする



逃げ出そうとする

アタシに

邪魔をする



ほんとは

邪魔なんかじゃないのに



ただキミから

卒業することが

できないから



今日もアタシは

キミを邪魔者扱い

2006/06/23 (Fri)

[62] 花占い
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花びらを

1枚1枚

ゆっくりと

ちぎってゆき



願いを込め

ドキドキしながら

小声で唱える



すき

きらい

すき

きらい

すき

きらい

すき

きらい



花占いが

きらいで

終わってしまっても



どうせアタシは

すきのままで

いるんだろうな



かわいい

かわいい

花占い

2006/06/21 (Wed)

[61] 幸せの線
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ゴロ

ゴロ

ゴロ

紙の上を走る

点線カッター



プチッ

プチッ

プチッ

不器用な指先で

丁寧に千切る



途切れ途切れの

切り込みは

まるで人の

幸せの線みたい



プツッ

プツッ

プツッ

途切れながらも

人々の幸せは

続くものだね



そう考えると

幸せを感じない時は

幸せな時と同じ位

訪れるんだね



そう信じたい



きっとまた

私にも訪れることを

2006/06/20 (Tue)

[60] 
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もしも魔法の薬があったら

アタシは何に使うかなぁ?



あぁ-、そうだ

アイツを思い出に

変えてしまう薬として

使ってしまえばいいじゃん☆



忘れることもなく

苦しむこともなく

ただ綺麗な思い出に

変えてしまえればいいのにな

2006/06/19 (Mon)

[59] 次の日の天気
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通勤途中の空は

とても青くて眩しくて



地下鉄から地上へ出ると

爽やかで暖かい風が

私のそばを通りました



会社までの道のりに並ぶ

緑の木々はサラサラと

今日の風に揺れている



梅雨の憂鬱な天気が続く中

今日は真夏の快晴のようだ



失恋をした次の日はいつも

私を励ますかのように

空は高く澄み渡り

優しい風と

懐かしい匂いが

私の身を包み込むのです



辛いはずの一日の始まりが

こんなにも晴れた日になれば

精一杯頑張れるはずだから



心配しないで

私は平気だよ

2006/06/19 (Mon)

[57] キミの幸せ
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笑ってさ

おめでとうなんて

言えないよ



嘘でもさ

幸せになってね

なんて願えないよ



素直にさ

受け止められないほど

キミへの想いが強かった



ほんとはさ

信じたくなくて

逃げ出したくて



それでもさ

こんな日が来るって

わかっていて



辛くてもさ

下を向かないって

決めていたから



悲しくてもさ

キミを好きでいて

良かったから





そんなキミの幸せを

今のアタシじゃ

心から願うことは

できないけどね



いつかはさ

そう言える日が来るよう

努力しなきゃね



ごめんね

2006/06/19 (Mon)

[56] 
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アナタが全てじゃない

それなのになんで



アナタが死んだわけじゃない

それなのにどうして



これは悲しみの涙でしょうか



ウルウルと目に溜まり

ポロポロと頬をつたい

ポツポツと顔から落ち

ジワジワと服に染込む



次から次へと

止まることを知らない水



アナタが好きで

とても大好きで



アタナのアタシじゃないし

アタシのアナタじゃないけど



これ以上離れてしまうのは

もう耐えられない



毎秒アタシたちの距離が

毎秒アタシたちの温度差が

離れていき冷めていく



アタシの想いは行方不明

どこに行ってしまったの?





まだまだ溢れ出す

涙の止め方を

教えてください

2006/06/19 (Mon)
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