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minaの部屋


[69] モノクロだった
詩人:mina [投票][編集]

夢の中のキミは

モノクロだった



笑っているのに

冷たく思えて



会話しているようで

全く声が聞こえない



触れてみたけど

感触がなくて



それでも

切なくとも

キミが居るだけで

幸せだったんだ



目が覚めて

これが夢だったと

気付いた時



独りの朝に

静かに涙した



キミの居ない世界



唯一残るものは

アタシの中の

モノクロのキミだった

2006/07/01 (Sat)

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