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静かな夜の
小さな小さな物語
月が草木を照して歌う
それにあわせて星が踊る
それを見て
昆虫達が大きな歓声をあげている
大きな大きなせかいの中で
小さな命が叫んでる
声なき声で
静かな夜の
小さな小さな物語
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師よ
教えて下さい
我が道は何処へ向かい
何処へ繋がっているのですか
子よ
心して聴くが良い
己の歩く道など無い
道は造られて道となる
己が歩くのは道に非ず
ましてや歩むものでも進むのでもない
昇れ
子よ
上へ上へと昇るのだ
道を探すから迷うのだ
ならば
一つしかない太陽目指して昇るが良い
そしていつかはいつか己自身で総てを照らす者と成れ
登って登って疲れきって墜ちる事があるのなら
その時は師である我がまた拾ってやろうぞ
我が子よ墜ちぬ太陽で在れ
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目隠しをしたまま夜道を歩く事は凄く怖い
恐怖で足がすくみ
歩み出す事すら困難だ
その見えない道を人生だとするならば
その道のスタートに立つのは自分自身
その後ろに立ち背中を押してくれるのはおそらく友であろう
歩み出した後
恐怖で足が止まりそうになる
そんな時
隣で手をとり一緒に歩いてくれる人
それが恋人だろう
その手は歩く道のりが進むにつれて色々と変わっていくだろう
掌が固くゴツゴツした手
柔らかくでゆっくり合わせてくれる手
細く所々かたく少々強引に引っ張って行く手
大きくて自分が傷付く事もいとわず守ってくれる手
終着点に着くまでに沢山の手に触れる事だろう
共に暗闇の中を歩き
苦しみを分け合い
一緒に笑って
抱き合って泣く
そうやって進んで来た道の先に
家族と言う光を手にする事でしょう
繋いだ手と手
切れる事ない絆を結び
新たな家族は増えていき
道を進む
進んで行くうちにどんどん手が離れていく
でも
辛くはない
怖くはない
ただ少し心配なだけ
って言い訳しながら
また2人で歩き出す
暗闇の終着点
闇も慣れると光を感じるようになる
2人なら尚更明るい
暗闇の終着点
光の生まれる場所
初めてそこで目隠しを外そう
そして2人で
お互い老けたなって笑い合う
どっちが先かはわからない
必ず最後は独り
これはしょうがない事
受け入れ難い事実
独りになって手を繋ぐ相手が居なくなった時
相手を想い
両手を合わせる
進まなければ光は見えず
暗闇に佇むのみ
転んでいい
ケガしていい
汚れたってかまいやしない
全ては進むための力になる
そう信じて…
僕は今日もよく転んでいる
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鉄の鎖で心を縛る
もう二度とブレない様に
先を見据えて答えを出す
苦し紛れの一時の感情論じゃなく
冷徹に冷静に先を見据える
正しい答えばかりじゃ駄目
イレギュラーも含めた上で
冷静沈着に
全ての可能性を含めて
どの道が最善で
どの道が最悪なのか
鉄の鎖で心を縛る
夢と言う名の鉄の鎖で…
もう二度と逃げたくないから
もうあの頃の様に一人ではないから
絶対負けたくない
自分自身に
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生きてる限り生きていたい
例えそれが死に向かっていようとも
やるべき事はわかってる
苦しみは黙っていても付いて来る
恋人のようなものだ
離れる事などできはしない
悲しみは古き友
大事にすべきものを教えてくれる
痛みは新しき出会い
これから気をつけるべきものを学ばせてくれる
喜びは我が子
常にその存在だけで未来への活力をくれる
楽しみは師
沢山の未来への可能性を教えてくれる
生きてる限り生きていたい
全ての感情を最高のパートナーと感じられる事
それが私の『幸せ』だ
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見えない壁にぶつかった時
私はいつも必ず正面から押してみる
これでもか
これでもかって押してみる
それで無理なら
次は見えない壁をよく見てみる
見えてくるまで見る
そして考えて考えて答えを出す
それから出した結果を試してみて
駄目なら次
駄目なら次
最終的に全部駄目なら
思いっきり叩いてみる
意外とそれが正解だったりする
何事もやってみるまでわからないもんだ
結果
正解は最後まで諦めずにやってみる事
でした
その時、壁から逃げるのはその時のあなた次第
それもたまに正解だったりしますけどね
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歩いていこう
君と手を繋いで
君はきっと周りを気にして手をほどいてしまうかな
僕はきっと離さない
君と繋がっていられる時間はきっとそう長くはないはずだから
それほど人生長くないもん
楽しいばかりでもないし
苦しいばかりでもないし
この先なにがあるかなんてわかんないけど
君と一緒にこの先ずっと歩いていきたいんだ
全てを分かち合える存在として
お互い支え合う存在として
一緒に歩いていこう
大事な人生を
大切な君と一緒に…