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馬鹿みたいに歩き続けた
足もガタガタ
体力的にも精神的にも限界だ……
それでも歩き続けるのはその先に欲しいものがあるから
誰もが持っていそうで沢山の人が無くしたもの
俺はそれを取りに行く
必ず掴むその日まで俺は歩き続ける
その先に大切なものがあるから
人が人としてある以上無くしてはいけないもの
俺は必ずたどり着くその先に………
その先に約束の地がきっと在るから……
だから俺は歩き続けるその先にある一つの答えをだすために………
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疲れが背中におぶさって眠気を誘う
目もキツいし 腰にもキテる
それでも頑張って仕事に行くのは夢があるから……
いつか夢を叶えることができるなら
これしきの事で負けてなんていられない
こんな事位で諦められるなら最初から夢なんて持つ必要はない
だから負けない負けてたまるか!
自分に負けて夢が叶うか!
だから負けない自分自身に
絶対いつか叶えてやるんだ!
俺の夢を自分の夢を……
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人生に先は見えない
人が歩く人生に先が見えるのだとしたらそれはとても悲しい事だろう
先が見えないから面白い
先が見えないから楽しい
ここから先がイバラの道であろうとも
ここから先が砂利道でどんなにつまずき傷つこうが
俺は歩くこの先に道が無くとも
俺は進むこの先に俺の未来があるのなら
俺は歩くいつまでも我が魂尽きるまで………
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人には何故足が二本あるのだろう?
一本では不安定だが三本では邪魔くさい
人には二本足がある
それは人が共に立つ構図
一人だけなら不安だが
多けりゃいいってもんでもない
人が一人生きるには二人位が丁度いい
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黒い闇が広がって夜が来る
ゆっくりゆっくり
まるで太陽が残したあの神々しい光を闇が食べてるみたいだ
鋭い光が来て朝が来る
じわりじわりと
まるで闇の進行をあの鋭い光で追い出しているみたいだ
光と闇 太陽と月 陰と陽
光が闇で闇が光
正義が悪で悪が正義
どっちもあるからどちらも成り立つ
まるでこの世には要らないものなんて無いんだよ、なんて言わんばかりに………
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遠い空に答えを仰いだ
何故、私は此処にいるのだろう?
私は故郷を出てこの都会にやって来た
何故だろう?
故郷にいた頃はしっかりと見えていた物
自分のやるべき事、自分の成すべき事
此処に来て何も見えなくなってしまった……
私は何の為に此処に来て 何をしたかったのか
わかっているんだ本当は……
ただ今の現状から目を反らせたいだけなのだろう
私は遠い空に答えた
「私は見つけた」と……
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哀しみに背中をつつかれて空を見上げた
星の無い夜空
私は更に悲しくなった
本当なら此処から見える夜空なら満天の星が見えるはずだった
しかし、人はそれを地上の星の輝きで消してしまった
人は人による傲慢でこの地球上の動物であることを忘れてしまった
人はこれから何処へ進むのだろう……
地球上のあらゆる物を破壊し、尚も再生が進む兆しも見えない
人はこれから何処へ進むのだろう……
こんな事を想いながら私の長く暗い夜は哀しく深まって行く……
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君は何処にいるのだろう?
僕は君がいなくなってからなんにもする気がなくなった
君が出て行ったのは僕のせいなのはわかっている
だけど、そう言う事なんて沢山あったじゃないか
何故、こんな事で君を失わなければならないのか
すべては僕のせいなのはわかってる
わかっているんだ
君がもう僕の手の届かない所まで行ってしまった事を
君がもし良かったら少しでいいから伝えたい事があるんだ
「今までゴメンね」
そして「本当にありがとう」
「君のこの先に幸有れ」と……。
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リンリンリン
猫の首輪についた鈴の音
サーサーサー
草木が揺れる
大いなる大地に沢山の命
ザーザーザー
雨が降る
ドクンドクンドクン
世界中の生命の息吹きが聴こえる
今また新たな命が生まれた