詩人:EASY | [投票][編集] |
掃除をしない
否応なしに
掃除をする
否応なしに
お腹が減った
否応なしに
食べる気しない
否応なしに
涙が流れる
否応なしに
すごく笑った
否応なしに
死んでしまうよ
否応なしに
生まれてきたんだ
否応なしに
悲しい顔をしているの?
それとも笑った顔するの?
否応なしに混ざりあい
否応なしに微笑んだ
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静かに
そっと隠されて
それは輝いた
小さな僕たちの瞳では
とても眩しすぎる
昨日見た夢
覚えてる?
覚えてないよね
何となくうっすらと
僕たちは飛んでいた
直視出来ない光りの中で
うっすらと
生きるとか死ぬとか
言わないでいいよ
僕たちはただ、ここに
あり得ないほど正確に
佇んでいるんだ
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生と死につく話しをし
愛については瞳で想い
空気は紫色にして
流れ星には寄り添って
お金を嫌いな振りをして
金で買えない物想い
どうでも良さそな空腹を
割引された弁当で
満たしている様なもの
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奇跡は偶然を装って
かくれんぼをしている
偶然は奇跡を装って
それに対抗している
君は不幸な振りをして
それを思い込み
世界はそんな風にして
それを呑み込む
お腹が空くのは
愛が足りないから
食べてる姿が愛しいのは
お腹が空くから
僕たちは本能に従いなが
ごく普通に
歩いていくべきなんだ
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鳥は鳥かごから逃げた
窮屈過ぎる世の中で
何処か遠くの宇宙では
宇宙自体が窮屈だ
割りと近いその星の
鳥は逆に鳥かごで
窮屈だとは思わずに
鳥かごの中を空みたく
美しくも飛んでいる
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飛行機はUFOではない
僕たちはずっと
固唾を飲んで
ここに、こうして立っているのに
世界は、そんな風にして
僕に寄り添い目を反らす
点滅してないよ!
じゃあ星だよ
君の口はへの字になって
お昼過ぎにはお腹が空いて
僕のことを、そうやって
懐かしい光りの中に
誘ってくれたりするんでしょう?
君は本心を
見せてはくれない
そう容易くは笑いはしない
飛行機はUFOじゃないけど
ずっと光ってるなら
じゃあ君だよ
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徘徊から逆さままでの距離を
アリスは歩き
逆さまから徘徊までの距離を
ワームホールが通り
自宅から会社までの距離を
僕が自転車で漕ぐ
それらを同じ尺度で
体感する様なものだ