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EASYの部屋  〜 投稿順表示 〜


[1560] そんな感じ
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何てこともない重要なこと
人生を語るなら、そんな感じ

調味料はあるけど食材はない
鶏が先か卵が先か

学者たちの議論を
僕はスーパーの買い物で行う



一人で乗るシーソーの釣り合いは
物理より詩で語るのが好きだ

僕はプロフィールにそう書く


ソーセージは旨いけど、体に悪い
ウインナーもそんな感じだ

でも懐かしいのは、それみたいな
響きと味がするから

言葉にして笑ったり
してみたりするんだよ


馬鹿でも幸せなら、いいみたいにして
僕が笑うのはそんな感じ

2022/06/24 (Fri)

[1561] 箱の外
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金、名誉、命、幸せ
何の支配下にいるんだ?

自由はあるんじゃなくて
ないからあるんだ


売れそうな映画は

金、名誉、命、幸せ
その題材にあるんだ


僕たちの人生みたく
コントラストを輝かせ


愛はあるんじゃなくて
ないからあるんだ


僕たちが本気を出しても
壊れないたったひとつのもの

命がなくなって、何がなくなるの?


愛はなくなるんじゃなくて
あったものだ

それは自由と呼ばれるけど
僕たちが呼ぶには

あまりに自由すぎて、届かないだけなんだ

2022/06/29 (Wed)

[1562] 詩とは
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初対面の人に
部屋のカーテンの色を聞く

恐らくは、その様なもの


鳥を1年見かけないのに
鳥の羽を毎日みかける

或いは、その様なものだ


星を欲しがってるのに
干すのは洗濯物

迷いなく、その様なものだ





2022/07/01 (Fri)

[1563] 地球
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悲しみと怒りは友達で
幸せと不幸は親友で

光りと闇は恋人だ


あんまり言わないでね
だって恥ずかしいから

2022/07/01 (Fri)

[1564] 冷房の外の日差し
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銀河の欠片のコレクター
寄せ集まった瞳たち

屋根裏には想い出があって
涙には酸味がある

法則には硬さがあって
剥がすと血が出るから

丸い瞳は猫っぽく宿り
優しさを生むんだ


僕たちを抱きしめるよ
気づかれないようにそっとね



2022/07/23 (Sat)

[1565] 自由作戦
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真夜中のブランコが
風に吹かれたら連絡をしてくれ

その時上を見上げれば
星が満天だ


そしたら次は、お前に合図する

初恋の時に見た自動販売機の光りの
淡さを想い出してくれ

親の背中と、お前の切なさに
集中するんだ


初めて貰った給料の使い道を
或いはその使い方に

想いを寄せるんだ

そして、そんなどうでもいいことを
ゴミ箱に捨てる

そうしてみてくれ


出来るだけ広い
砂浜に向かうんだ

それが無理なら想像してくれ

そこに沈む夕日を
眺めるんだ


それが美しいなら
それでいいし

それが悲しいなら
それはもっといいし


どれでもないなら、それが自由で
それ以外も、自由だ


その後、俺たちは
自由を持ち合って、ここで落ち合おう

2022/07/25 (Mon)

[1566] ドーナツと笑顔
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笑顔はドーナツが好きだ


これは普通の告白で
琥珀色の告白だ

駄洒落とじゃれるくらいのもんさ
何がと言えば人生が


荷物は軽い方がいい
楽しい方がいいみたいに


つまんない方がいいのは
我が儘だよ

肩を揉んであげるから
そこに座ってよ


プロじゃないのに
プロみたいに

君の肩に
肘を突き立てて笑うよ


ドーナツは買い忘れたけど
目を閉じてよ、ドーナツの味がするから

2022/08/03 (Wed)

[1567] ネバーマインド
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最悪と最高の違いを語れる人類は
類いまれている

ため息と深呼吸は
風船を膨らませる時

同じ空気を出すからだ


五次元の数学は
地球で言う所の

小学校の低学年の
道徳とよく似ていて

それは大人が最も苦手なものであると同時に
ピーマンが苦手な子供の周波数を帯びている


自由がどんなものであるのかを
僕たちは知らない

不自由であることさえも自由であるなら
星はどんなに輝き、風はどんなにも気持ちがよいのだろうか


命は終止符ではなく、持ち物である
君のポケットの中にあるビスケットみたいなものだ

それは粗末でないけれど、その全てではない
ただ甘くて懐かしく、哀愁に満ちたものだ


普通に無欲なら、普通に欲深いんだ
特別に作られた君の涙を僕は愛してる

それは否定を必要としない
僕たちの象徴だ


何かが終わったなら、どんな風に終わったか
僕に教えてくれないか?

君がそれを終わった後に話すのは
まるで宇宙の終わりの壁の向こう側を
アイスピックを持って掘ったら、
どうなるのかという会話を
僕と笑いながら話しているようなものだから


どうにもならないことが
この世界をどうにかしたことがあるの?

僕は本気で笑いながら君に言うよ


どうにかした事があるのなら
それは僕が笑って、君に話しかけたことくらいだから

2022/09/04 (Sun)

[1568] 空っぽな空き缶
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空っぽな空き缶
こんな表現は詩に適している

言葉の適切性を撃ち落とす為に
核の使用は許されるべきだ


自由に対してはもっと開かれるべきで
それはそうである事の可能性を全て受け入れる

善悪は全て、滑り台みたいに
スリルに満ちている


曇りと雨の境界線は曖昧だ
それより少しだけ、人間が決めた境界線は曖昧だ

例えば、塩ひとつまみじゃ足りない時に
指にまとわったその塩を絞り出す様なものだ


そんなことの為に
僕は生きているんだ


いや、そんなことの為に君を愛しているんだ


どっちだか分からないくらいの方が
いいこともあるんだ


2022/09/24 (Sat)

[1569] 窓の風
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何か果てしないものが
あるんだ

風の吹き場所みたいに
曖昧なくせに

じゃなきゃ吹かれない風のように
絶対的なものさ


君は笑う為の
筋肉を備えてしまったのさ 

これが進化論
そんなの、ダーウィンじゃなくてもいいよ


昨日の事を忘れてしまったら
今日はよく寝れるね

そしたら明日は楽しみになるよ


何も変わっていないのに
明日は変わる

だからカレンダーなんか
いらないんだ


本当は時計だっていらないよ
ただ、これはゲームだから

その為にそうしてるだけさ


忘れそうなら窓を開けなよ
今日は幾分、秋の風が気持ちいいから


その風は何処から吹いてると思う?
僕にも君にも分からないし

なんか変な科学者にも
きっとよく分からない


でもね、なんか果てしないものがあるんだ

風の吹き場所みたいに曖昧なくせに

それが吹かなきゃ吹かれることのない
風みたいに

2022/09/27 (Tue)
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