詩人:EASY | [投票][編集] |
人は人として
人を憎み、人を愛する
ただそれだけのことに
生きてる意味があるから
ただそれだけのもに
途方もない価値がある
いつか死ぬから、生きてごらんよ
送り出された僕たちは
それを星みたいに、眺めようとしていたんだ
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命はほどけやすい
リボンみたいに
結んであるんだ
その箱を開けてみると
空っぽな光りが
君を抱き締める
頑張るのは人間の趣味で
笑うのは君の趣味だ
星の見えない都会に見える
ずっと遠くの小さな星は
その輝きを優しさにして
僕たちを嘘みたいに、抱き寄せるんだ
夢ならいいと思う?
これは夢だよ
記憶した時系列は曖昧に消えてしまう
ほんのりと
その香りだけが残される様にして
ほどけやすいリボンみたいに
何よりも美しく
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君と初めて出会ったのは
上手く笑う為の練習場だった
駄々っ広いコートの真ん中で
夏の太陽に照らされながら
君と出会った
声帯を震わせて話す気はなく
笑顔と哀愁の方程式で
僕らは会話した
夢の中で見た夢くらいに
曖昧な記憶の中で
僕たちは恋をした
ノスタルジックも色褪せるほどの
それの中で、君と手を繋いで歩いた
白黒より白黒な世界は、何よりもカラフルに
僕たちが知る、本当の愛みたいに
キラキラとしていた
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黒は白とのセットであって
裕福貧困ドローであって
勝ち負け味わい経験ありき
空っぽだから注げるコップ
思い通りに行かないことは
思わず通りに行く自由
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T路地に差し掛かり
右に曲がる僕を
誰が否定出来るだろうか?
僕でさえどうにも出来ないことを
僕が許した時、神さえ僕にひれ伏する
君が君である為の法則は
僕を押し退け、神を押し退け
最後には君さえも押し退けて
宇宙で唯一のものが君の中に在ることを
教えてくれるんだ
間違えることがあるなら
間違えたと思う君にしか
それは達成できない
こんな単純なことを知る為に
僕たちは生きている
何よりも愛らしい瞳を
携えながら
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忘れたら分かることがあるんだ
それは夕日とリンクして
海の上に輝いて、綺麗に見える
ぽっかりと口を開けたみたいに
雲は形を整えて
その隙間から愛を注ぐんだ
冬に想像する春は悪気ない
でも人々は世話しなく
信号無視をするくせに
辛い顔を隠す様にして
流行り病の名目のもと
マスクで顔を隠している
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全てを失い失望したら
僕たちはハグする
その為に必要だったものは
必要ないものとされるんだ
この星は輝きを可視光に閉じ込めた
すごく光る星だ
その光りで太陽を照らしているなんて
何処の科学者が知るのだろうか?
疲れたら飯が旨い
簡単に言えばそんなとこ
この秘密を知っている料理人なら
少しはいるよ
悲しみはメロディーで
幸せは義務じゃない
それを知ってる人間なら
神様と友達みたいに振る舞うのさ
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どこまで自由になれるかが鍵だ
その鍵で、君はこの扉を開けるのさ
名の知らない星が見えるだろ?
元々は名のない僕らの様に
それは光るんだ
それは美しいけど、どこか切ない
だからこそ美しいんだ
どこまで自由になれるかが鍵だ
何が起きたっていいじゃないか
起きることは起きることに任せればいい
無責任はそういう風に使いこなすんだ
風が吹いたらその風で口笛を吹くんだ
そのメロディーは僕たちの思うがままに
吹けばいいのだから