君に敵はいないんだ
君が敵だと思う時

それは敵になる


でもね、勘違いしないでね

君が敵だと思うことを
責めてるんじゃないんだ


敵だと思ってしまう君を
抱き締めたいんだ

仲良くしようなんて
僕はシャイだから言わないよ

ただ何となくその美しい涙に
誇りを持って

ただ何となく　そのご褒美に
甘いドーナツを食べてほしくて

生きてみたりしてるんだ


君が笑ってくれたら
嬉し涙を僕が流すよ

そんな風に涙は伝染し
それは美しいものとして

歴史に残るんだ


僕は我が儘だよ
神だって承認済みさ

こんなに美しい秘密をばらす為に
王様を神様に変えて

その姿を指差して
裸じゃないかって笑ってみせるんだから

沈黙が聞こえて　それは始まった

遊びのないハンドルは
危険だし

遊びのない静寂は
退屈だ


夜のロケットは
赤を奏でて

夏の暑い日は
想い出みたいだ


笑う為の方法を
マニュアル化する

恐い顔をした人たち


戦車が放つ大砲を
花火代わりに、君と眺めた

これは悪意じゃなくて
動機だよ


どれだけ笑えるかっていうゲームを
僕たちはここでしてるんだ

何もかもを、否定し得ない様な
ポテンシャルを持ちながら

僕は色の名前を知らない
感情の名前を知らない
君の名前を知らない

そして

僕自身の名前すらも知らない


それは自由だから
最大限に、それらしく見るために

僕は名前を知らない


僕は名前を作らない


それでも詩人なんだ

何が良くて悪いかを
よく知ってる人たちは

未来的な宇宙の都市の
流行りの映画のステレオタイプ


ブラジル生まれのブランカは
とても優しい青年だ


社長を査定してあげな
金は道具で命も道具

ワクチンみたいな笑顔なら
お金がかかってしょうがない


不幸じゃないと気取るより
幸せだからと泣いてみて

正直みたいに笑っては
正直みたいに泣いてみて

僕たちらしく生きるんだ

日が暮れて夜が来て
愛が来て咲き乱れ

人が笑い泣き怒り
砂ぼこりも巻き起こり

普通に託した人生を
手を突き上げた感性を

地球の夜空に託すんだ

何もいらないのは　自由が好きだから
それくらいの理由だよ

それくらいのことを
それくらいみたいに言えないのは

変な社会の風潮さ


肩書きが言う、一番偉い人に
おんなじ人間だろ？って言ってみな

そんなことを
そんな風に言えないのが

左脳の成せる技なんだ


石ころは蹴飛ばして
憂鬱は抱いて夕日みて
時々自分を抱き締めて

そうなる様に生きるなら
それが涙を流しても
それは本当に笑うんだ


何もなくても

全ては
君から始まるんだから

好きと嫌いの違いは
言い方だけだ

それが無力であるほどに
素晴らしく表現される物

何かを好きになる為に
努力なんかしないで

そんなの偽物だよ

君は本物なのに
そんなこと言っちゃだめだ

美しさは意味を必要としない

問いてごらんよ？
美しさの意味を

その意味が
一つわかる度に

美しさも同じ様に
その美しくさを一つ失うから


それには意味がないから
美しいんだ