詩人:EASY | [投票][編集] |
雨の日に聞こえてる
低空を飛ぶ飛行機の
音は小さなランプの様な
優しい光りを放ってる
取り返しのない切なさの
崖の途中に咲いている
紫色したその花は
生存しない存在だ
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命を主役に仕立ててる
お金みたいな残像が
歩きスマホをする人を
無表情な顔にする
添加物の結晶で
トリップしてる大人達
妖精達と戯れて
普通に遊ぶ子供達
雨が降る確立と
デモが起きる確立の
原稿を読むお姉さん
それを笑顔にさせるのは
落書きくらいの親父ギャグ
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花と星の2世のハーフ
突然変異でダーウィン調
生きてる意味を雑誌に載せて
いいねを貰う真骨頂
動物たちの撫で方を
習う塾をぶっ壊す
それに恐がる親たちが
育てた子供が通り魔だ
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部屋の窓から見えている
所在地不明のアパートは
少し斜めに傾いて
僕の心を映してる
中途半端に降る雨と
確かに聞こえる鳥たちの
鳴き声みたいな演出が
異世界くらいの残像を
希望みたいに差し出した
砂漠で喉が渇いた夢を
見るならそんな日なのだろう
ゴミを捨てに外に出て
近所の人に会釈する
その時見せた微笑みは
小雨に妙にマッチした
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背比べしないどんぐりや
ごっこを笑顔でやるイタチ
会社の利益や損得は
角砂糖とかき混ぜる
権力主義者の孫たちの
3時のおやつによく似合う
いかにも正しい響きを放つ
努力とかいう言霊は
自由の前にひれ伏して
猫の瞳を丸くした