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夏の日に散歩をした
人々は夏っぽく佇み
蝉の鳴き声は
かき氷のスポンサーだ
人々の殆どは
恋人同士の内緒話みたいな
笑みを浮かべている
夕立は予期せぬ様に
急に降るから
僕たちをこんなにも
高鳴らせてしまうんだ
夏に夕立が多いのは
そんな理由だから
お天気を伝えるお姉さんには
笑顔がよく似合う
どうでもいい夏の日に
散歩して、思うこと
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のっぺりとした青空に
夏の飛行機の残像が
想い出みたいな暑い日を
入道雲に映してる
くっきりとした太陽は
幼かった夏の日に
食べたアイスの冷たさで
温暖化を凌いでる
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幸不幸の意味さえも
専門誌に載っていて
洗った脳はピカピカに
必要以上に光ってる
体たらくな情報は
目頭を尖らせて
百均みたいに売っている
幸せはお金とか
長生きとかと縁がない
どちらかと言うならば
君とずっと縁がある
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名前は知らないけど
色ならわかる
流れ星は仕組みより
ずっと綺麗に流れてる
教科書には落書きが
似合うように書かれてる
それに気づかれない様に
知識を詰め込む振りをして
本当のあなたを試してる
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記憶は曖昧くらいな方が
クッキーみたいな味がして
流れ星とかUFOも
夜空に流れやすくなる
初恋みたいなメロディーは
天の川をダイブして
曖昧くらいなクッキーを
虫歯みたいに甘くする
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金と命をかき混ぜて
ドロドロに溶かしたら
それだけで出来上がる
最強の麻薬たち
アヘンみたいな戦争は
現代社会を描写して
今どきみたいな習性は
意味の違った無思考だ
本当に耳を澄ませたら
思考なんて歯垢だよ
本当の意味の無思考は
瞑想みたいに至高する
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頬に伝わる優しい風が
夏の終わりを裏付けて
知らない誰かの微笑みは
秋の予感を風にする
雲の隙間の飛行機に
子供たちは見惚れてて
知らない僕の微笑みを
丸い瞳で眺めてる
初恋の想い出は
夏の終わりを裏付けて
そんな風に黄昏て
秋の予感は風になる