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初対面の人に
部屋のカーテンの色を聞く
恐らくは、その様なもの
鳥を1年見かけないのに
鳥の羽を毎日みかける
或いは、その様なものだ
星を欲しがってるのに
干すのは洗濯物
迷いなく、その様なものだ
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金、名誉、命、幸せ
何の支配下にいるんだ?
自由はあるんじゃなくて
ないからあるんだ
売れそうな映画は
金、名誉、命、幸せ
その題材にあるんだ
僕たちの人生みたく
コントラストを輝かせ
愛はあるんじゃなくて
ないからあるんだ
僕たちが本気を出しても
壊れないたったひとつのもの
命がなくなって、何がなくなるの?
愛はなくなるんじゃなくて
あったものだ
それは自由と呼ばれるけど
僕たちが呼ぶには
あまりに自由すぎて、届かないだけなんだ
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何てこともない重要なこと
人生を語るなら、そんな感じ
調味料はあるけど食材はない
鶏が先か卵が先か
学者たちの議論を
僕はスーパーの買い物で行う
一人で乗るシーソーの釣り合いは
物理より詩で語るのが好きだ
僕はプロフィールにそう書く
ソーセージは旨いけど、体に悪い
ウインナーもそんな感じだ
でも懐かしいのは、それみたいな
響きと味がするから
言葉にして笑ったり
してみたりするんだよ
馬鹿でも幸せなら、いいみたいにして
僕が笑うのはそんな感じ
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責任って言葉に騙されちゃいけない
幸せは放っておいてもやって来るんだ
風に吹かれたことがない人を
僕は見たことがない
風に吹かれたことがある人は
みんな合格だ
君が君であることが
すべてなんだ
それは宇宙よりも広いし
神様よりも偉いし
風に吹かれるくらい
当たり前のことだ
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天国と地獄の境界で
祈りを捧げた
僕は斜めに構えて
君を真っ直ぐに見る
地球の天気予報には
君の気分が加味される
別に雨でも悪くないんだ
善悪の基準は
科学者たちの好物で
アメリカの大統領選みたいな
迫力を帯びている
それとは関係のない場所
例えば梅雨時の海とか
退屈な平日の
午前中の憂鬱とか
そこで僕たちは安らぐ
幼い頃に僕たちが
嬉しかった気持ちは
猫に姿を変えて
お腹を見せているんだ
撫でてみなよ逃げないから
本当の僕たちみたいに
無垢な瞳で
それを受け入れるから
君が君色の柄で
梅雨時の晴れ間に
太陽にお腹を向けて
寝転ぶことを
宇宙の隅々が
望んでいるんだから
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やり方はいくらでもある
星の数に砂の数を
かけ算したくらいに
幸せの理由を黒板に描く
それは落書きくらいの
意気込みだ
土手沿いの古そうな神社に、隣接してる
すべり台とブランコは
恋人たちの楽園だ
僕はそんな風に、想いながら
土手沿いを歩くから
詩を描くんだと思う
君と猫を好きなことは
僕にとってというよりは
宇宙にとって、幸せなことなんだ
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探しているものが
見つからないのは
探しているからさ
だって
探しているものを
忘れてしまったら
探すのを辞めるでしょ?
すでにあるものを探すから
それは
失われてしまうんだ
探すから見つからない
ずっとそこにあるのに
それは愛って呼ばれてる
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命より大切なものに
人が気づいたら
世界は平和になる
情熱 笑顔 祈り
命がないと、それが出来ないなんて
思うべきじゃない
君が気難しい
数学者でもない限り
死を悲しむくらいなら
生を楽しみなよ
謝るくらいなら
感謝しなよ
それがよく似合うのは
僕たちの運命だ
不老不死の薬は飲まないで
大切な祈りを
忘れてしまうから
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判決懲役2.5秒
配給される付箋の糊
道に迷った牛の夢
イカとタコの中間感
空より高い地面の在り方
IQ200飯200円
逆さの酒屋と
逆さのお酒
国境沿いに線を引き
その上を雲が流れてる