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どの様にして世界は動いている?
この謎かけは
蟻の群がる蜂蜜みたいに甘く
魅力的な香りを漂わせ
お腹を空かせた小男にとっては
恰好の欲望だ
CMや広告を見てごらんよ?
現代社会がカッコをつけて
鏡の前で前髪を
整えてる姿に見えるだろ?
まるで喜劇の王様
チャップリンみたいだ
そういうの、嫌いではないよ
曇りと晴れが戦争したら
雨は仲裁に入るのかな?
それとも、雨は曇りの方が近いから
味方をするのかな?
戦争中はずっと雪が降るのかな?
そしたらきっと、世界は雪ダルマが支配する
どうしたら世界は
平和になるの?
君がそう言う、顔と声が
猫みたいにかわいいから
世界は平和だよ
問いかけは春のマシュマロみたいに
君を飲み込んだ
だって世界は、その様にして
動いているのだから
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数年前に取り替えた
テレビの古いアンテナは
今もまだ、ベランダにある
ノスタルジーを漂わせ
冬の太陽に照らされて
その光りを反射する
役割というものは
その様にして果たされる
カラスか鳩かわからないけれど
翼を持つそれは
僕の部屋の出窓の上を訪れる
僕の部屋の出窓は
鳥に関して定められた
世界的な何かしらの条約を
結ぶべきだと思う
それを教えてくれたのは
ベランダのアンテナだ
ほらね、こんなに小さな僕の部屋の中にも
世界はちゃんとあるんだ
喜怒哀楽を食物連鎖みたいに育んで
この小さな部屋は銀河みたいに回ってる
妖精は、枯れそうな観葉植物の茎を
滑り台にして遊んでる
明日は君の夢の中に
遊びに行くよ
予定通りに行かない事を確かめる為に
僕たちは夢を見るのだから
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生きるか死ぬかじゃなくて
抱きしめたいかどうかを
僕は基準に生きている
美味しい料理の秘訣は
味つけよりは空腹だ
空を飛ぶ為に必要なのは
羽じゃなくて
空を飛びたいと思う気持ちだよね?
こんな事に
?マークをつけたのは
時代の幕開けだからさ
君の気持ちを蔑ろにして
達成されるものはひとつもないよ
あったら僕に教えてくれないか?
全てが無理でも、それだけは
伝える事が出来るから
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感覚の先端への登頂
例えて言うのなら
それはエベレストの無酸素登頂に例えられる
その場所は夢の中
目覚めた瞬間に
おぼろ気な記憶を辿るような
小さな冬の朝に咲く
花のような
美しさを放っている
不思議の国のアリスは
普通の国でもアリス
アリスがアリスであることは
必然のアリスだ
昨日見た夢はどんなもの?
君は今日もお腹が空くよ
君が美味しいものを食べた時に
見せる笑顔は
昨日市場で、大間のマグロの値段を超えた
僕はそれを
無料より価値のあるものと交換する為に
生まれてきたんだ
難しいのに苦悩じゃないもの
そんな風に
世界はカラフルに
君を囲んでいるんだ
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車は移動の手段ではなく
寒く晴れた冬の日を表す為に
走っているんだ
排気ガスと騒音は
目に見えない煙のように
そっと僕らに語りかける
大切なものはどこにしまえばいい?
まるで子供の様に
僕たちはそれを知らない
目的地に着く為に
車は移動をしている
そんなことも知らずに
排気ガスと騒音を
目に見えない煙のように
振り撒きながら
それを詩にする誰かが
いることを
知っているかの様にして
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遊ぶように生きることは
命を持て遊ぶ事とは違うんだ
死なない為に笑わないなら
生きてる意味なんてないだろう?
そんなこと、言わせないでくれよ
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歩くためには足が必要で
食べるためには口が必要で
生きてくためには酸素が必要だ
でもね
全部なくても、何にもなくても
生きられなくても
君は必要なんだ
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明日の事は明日に任せる
僕はこれを信頼と呼んでいる
信頼は不振よりずっと気前がよく
笑顔がよく似合う
例えばこんな風に思うことは
ちょっとしたオシャレみたいなもんで
善が悪とか努力とか
神様みたいな話しじゃない
明日の事は明日の自分に任せる
僕はこれを真実と呼んでいる
真実は嘘よりはずっと楽で
笑顔がよく似合う
明日になれば気が変わるかも知れないし
明日になれば状況も変わるかも知れない
それはわかんない
わかんない事が真実でしょ?
そうなんだよ、別に普通に嘘じゃない
僕たちは自然にそうなんだ
だからさ、自然なら、笑うんだよ
普通に考えて、普通に感じてごらんよ
僕たちが特別なのは知ってるけど
でも普通にね、あまり好きじゃない
普通って言葉を僕が、使うとするなら
僕たちは無理もなく、全部任せていいんだよ
その笑顔が真実だから