詩人:EASY | [投票][編集] |
感覚の先端への登頂
例えて言うのなら
それはエベレストの無酸素登頂に例えられる
その場所は夢の中
目覚めた瞬間に
おぼろ気な記憶を辿るような
小さな冬の朝に咲く
花のような
美しさを放っている
不思議の国のアリスは
普通の国でもアリス
アリスがアリスであることは
必然のアリスだ
昨日見た夢はどんなもの?
君は今日もお腹が空くよ
君が美味しいものを食べた時に
見せる笑顔は
昨日市場で、大間のマグロの値段を超えた
僕はそれを
無料より価値のあるものと交換する為に
生まれてきたんだ
難しいのに苦悩じゃないもの
そんな風に
世界はカラフルに
君を囲んでいるんだ
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車は移動の手段ではなく
寒く晴れた冬の日を表す為に
走っているんだ
排気ガスと騒音は
目に見えない煙のように
そっと僕らに語りかける
大切なものはどこにしまえばいい?
まるで子供の様に
僕たちはそれを知らない
目的地に着く為に
車は移動をしている
そんなことも知らずに
排気ガスと騒音を
目に見えない煙のように
振り撒きながら
それを詩にする誰かが
いることを
知っているかの様にして
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遊ぶように生きることは
命を持て遊ぶ事とは違うんだ
死なない為に笑わないなら
生きてる意味なんてないだろう?
そんなこと、言わせないでくれよ
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歩くためには足が必要で
食べるためには口が必要で
生きてくためには酸素が必要だ
でもね
全部なくても、何にもなくても
生きられなくても
君は必要なんだ
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明日の事は明日に任せる
僕はこれを信頼と呼んでいる
信頼は不振よりずっと気前がよく
笑顔がよく似合う
例えばこんな風に思うことは
ちょっとしたオシャレみたいなもんで
善が悪とか努力とか
神様みたいな話しじゃない
明日の事は明日の自分に任せる
僕はこれを真実と呼んでいる
真実は嘘よりはずっと楽で
笑顔がよく似合う
明日になれば気が変わるかも知れないし
明日になれば状況も変わるかも知れない
それはわかんない
わかんない事が真実でしょ?
そうなんだよ、別に普通に嘘じゃない
僕たちは自然にそうなんだ
だからさ、自然なら、笑うんだよ
普通に考えて、普通に感じてごらんよ
僕たちが特別なのは知ってるけど
でも普通にね、あまり好きじゃない
普通って言葉を僕が、使うとするなら
僕たちは無理もなく、全部任せていいんだよ
その笑顔が真実だから
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恐がらずに出ておいでよ
できる事なら猫みたいな顔をして
その方がかわいいのを
アインシュタインに教えたのは僕だ
夕日の暮れる頃、ここに来なよ
泣ける映画なんかを観た後に
その方が綺麗に見えるのを
コペルニクスに教えたのは僕だ
どうにもなんないって思っても
どうにかなったから、今がある訳じゃん
そんなこと1億回はみんな思ったよ
神様にそれを伝える時に
笑っていたのは僕だ
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色んな輝きたち
光らない光りがないことを
僕は誰よりも知っている
君は草むらでジャンプする
折れた足は気にしないで
痛みなんかちっぽけなことを
本当は知ってるから
やりたくない事はやらないでいいよ
子供じゃなくて、大人でいる為に
子供みたいになるんだよ
こんなジョークを差し込んでやらないと
陽の光りさえ差し込まない世の中さ
君は草むらでジャンプする
僕は誰よりもそれを
知ってるから
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僕たちは時々ぶっ壊す
色んなものをごっちゃ混ぜにして
ハンバーグのタネをかき混ぜるみたいにして
悲しみとか楽しさとか苦しみとか切なさを
思いっきりこね混ぜる
そうするとさ、なんか丁度いい
なんかすごく案配のよい
なんか良くわからないけど
なんかとても食べたくなる
そんな味がするんだよ