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EASYの部屋  〜 新着順表示 〜


[1193] コントローラー
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僕たちには

操作できるものと
できないものがある


人の気持ちは操作できない
自分の気持ちは操作できる

それを踏まえると
正しい愛し方の何らかが

分かりそうな気がする



一方では



僕たちには

操作できるものと
操作できないものがある

自分の気持ちは操作できない
それを許すことは操作できる

それを踏まえると
僕らが愛されていることが

分かりそうな気がする

2017/12/09 (Sat)

[1192] プレゼント
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お互いに気になっている

その箱の中身

お互いがお互いに

期待を込める


そのプレゼントの中身


リボンはカラフル
大きさも手頃

大事そうに持つその手


互いの期待を裏切らない
はにかんだ笑顔


すべてが完璧だ




お互いに欲しいものは
リサーチ済みだ


期待通りの展開で
事は進む




でもね

僕の箱の中身は空っぽなんだ

申し訳ないとは思うけど

それは空っぽなんだ



君の欲しいものを
僕は持っていないんだ


でもね


僕の持っているものは
何でも君にあげるよ


それが愛だったら
いいなと思う

2017/12/07 (Thu)

[1191] 愛のある夢
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溢れるほどの愛しさを持って
何処へ行けばいい?


酔いからは覚めても
夢からは覚めていない



酔った勢いでした君への愛は
盛りのついた猫であり

夢の中で示した君への愛は
鏡に映った僕の姿だ




溢れるほどの愛しさを持って
何処へ行けばいい?




人は皆

何事もないように


さ迷っている

まるで
何事もないように

笑って 泣いて 怒って
働いて 遊んで 眠る

生きることに
希望を持って 苦しんで

死ぬことに
希望を持って 苦しんで


生命という循環の中に
儚き意思と感情を持ちながら



今にも壊れて
消えてしまいそうな

シャボン玉のように

人は皆
さ迷っている


悪くないのに悪くして

正しくないのに正しく仕立て


僕たちはただ
生まれた

誰に是もなく非もない様に



そんな罪なき人たちの
瞳は愛に溢れてる


僕たちはその事を
忘れる様に

その愛しさを
映さぬように

生きることを強いられた


弱肉強食 文明科学
共生繁栄 民主主義

いかにもそうでありそうな
目的意識を持たされて




溢れるほどの愛しさを持って
何処へ行けばいい?



この愛しさが溢れ出すとき

僕は

何処かに行かずには
いられない

何故だろうか?




溢れるほどの愛しさを持って
何処へ行けばいい?




夢から醒めた時

この夢を語ろうとする時

言葉ではなく

この愛しさだけが

それを伝える唯一の
理解なのかも知れない


だからきっと

この溢れるほどの愛しさを持って
何処かに行かずには

いられなくなるんだ


これはずっと
此処にあるから故に

僕たちをつき動かそうと
してるんだ

2017/12/06 (Wed)

[1190] 許容
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そう思うなら
そうすればいい

そう思わないなら
そうしなければいい

葛藤したいなら
葛藤すればいい


共通してるのは
気楽さだけだ

2017/12/06 (Wed)

[1189] 公園
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鳴く鳥

犬の散歩をしている人

ヘリコプターの音

波のない海

雲のない空

ベトナム人の会話

多すぎるベンチ

大量の枯れ葉

夕日直前の太陽

騒がしい思考

不味いタバコ

遊ぶ子供

シングルマザーかも知れない人

そうかも知れないと思う僕

可視光を見る目

一定の空気を読み取る耳

ゴミを拾う人

苗字が五味だったらたと
思う僕

釣りをする人

しない人

芝生の匂い

芝生以外の匂い


溢れるもの
溢れないもの


忙しい思考


足りないものはない

2017/12/06 (Wed)

[1188] 受容
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何かもし

これはとても邪悪で
とてもネガティブで

これ以上にないくらい我が儘で

誰が何処からどう見ても
不純であるかも知れないと

思うことがあるのなら


その時は

何もしないでいるべきだ


何もしないでいることは

許されて
いることで

とても楽だし自然だし
とてもパワーがあることだ


そして、それは

在るがままの僕たちを
許すことでありながら

認めることでありながら


本当に

愛することでありながら


君が君でいる為の
最も正しい在り方だ



僕たちは
間違いを犯すことが出来ない


僕たちは

自分と同じ様にしか
誰かを愛せず

自分と同じ様にしか
誰かを自由に出来ない



そしてまた

だからこそ


在るがままで在ることが
最高の施しであり


これ以上にないくらいの

愛であり
自由であり


無償にそして無差別に
すべてのものに約束された


絶対的な受容なのだ











2017/12/06 (Wed)

[1187] 愛の無距離
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満たされない気持ちに対して


それを
満たそうとする時

愛することは
難しく感じるが

それを
許そうとする時

それはもう愛だ

2017/12/06 (Wed)

[1186] 星の役目
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そのままでいい


存在し得るすべてのものは

そのままでいい


各々が各々の役割を
来なし演じている



君がもし

その役を
演じたくないと言うのなら

演じたくないというその様を
演じているだけなのさ

それでも君に

心配や悲しみが
あるのなら

それは僕だって
一緒さ



その分かち合いを
君が許すなら

僕がして見せよう


その約束の場所は
空に見える星にしよう



だって星は


悲しく見えたり
綺麗に見えたりするから


流れ星なら一瞬だけど


それなら尚更綺麗に見えて

都合がいいのだから


2017/12/05 (Tue)

[1185] 僕の背中
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自分の背中を追いかける



その為に僕は

酷く疲れた体を引きずりながら
家とは真逆の方向に歩き出す

それは丁度夕暮れ時で
それは丁度夕日の方角だ


これは偶然ではなく
必然でもなく

ただ単に

僕の背中を追いかけた結果だ



どんどん先へと歩く

帰りの体力や時間のこと
そもそもの意味など

色々なことが頭をよぎるが

とにかく

ひたすらに歩く


何れにしろ何をしようが
心配はつきものなのだから

心配はいらない

僕は僕にそう言い聞かせ

ただ、ただ
ひたすらに歩く


こんな風に
全てを捨てる様にして歩いていると

不安以上の解放感が
夕日と共に顔を出す


それでもやはり


僕が僕の背中に
辿り着くことはない


そのことに僕も
薄々気が付いている


でもひたすらに歩く

それが丁度夕暮れ時で
丁度夕日の方角であることを抜きにしても

僕は歩く


地球の自転が
夕日を消したと同時に僕は

自分じゃない方の自分に指を差し
我に帰る


この感覚は


綺麗な景色を眺めながら

感覚のないポケットに
財布の有無を確かめる

そんな様な感覚だ

僕はこの感覚を酷く嫌う

本当の自分である方の僕は
財布がなければいいとさえ思うのだ

そして夕日もまた
この様にして沈むのだ


だがそれでも
ひたすらに歩く

自分の背中を
誰かの背中と見間違えたりもしながら

ただひたすらに歩く


僕が僕の背中に追いつけないことには
密かに気づいている

それでもやはり
ひたすらに歩くのだ


これは宿命ではない


単に生きることであり

僕の背中を追いかけた結果だ

2017/12/05 (Tue)

[1184] 親善試合
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サッカーの国際試合は大抵の場合
中立国が審判をするが

自分が最悪となった場合
その審判は自分である


サッカーの国際試合は大抵の場合
勝った国が喜び負けた国が悲しむが

自分が幸せにも不幸にもなり得るとした場合
勝った国も負けた国も自分である

2017/12/04 (Mon)
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