| 詩人:EASY | [投票][編集] |
僕がやって来て
君がやって来て
恋がやって来て
別れがやって来て
雨が降って来て
太陽がやって来て
猫がやって来て
夜がやって来て
朝がやって来て
空腹がやって来て
季節が巡り来て
涙がやって来て
笑いがやって来て
考えがやって来て
苦しみがやって来て
幸せがやって来て
すべて過ぎ去って
僕も過ぎ去った
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僕が君を見るとき
僕の思う君を見る
僕が苦しみを見るとき
僕の思う苦しみを見る
僕が幸せなとき
僕の思う幸せを見る
僕が僕を見るとき
僕の思う僕を見る
僕の見るものは
僕の思うことに
縛られている
でも僕は
縛られることは嫌いなので
思うことをやめた
それでも僕は
思ってしまうので
嫌うことをやめた
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許容を爆撃する為の
核兵器は作れない
ミサイルさえも作れない
銃なんてものも作れない
銃規制をする前に
ナイフも武器にすらならない
最先端の科学さえ
入り口さえも掴めない
史上最強水爆で
地球が消えてしまっても
宇宙最大ブラックホール
全てを吸い込み始めても
そのきっかけさえも掴めない
にも関わらず僕たちは
その中にしかいない
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誰が悪いことはない
何が悪いこともない
僕が悪いことはない
君が悪いこともない
悪者も悪いこともない
正義が悪いこともない
悪くて誰も困らない
悪く在るべき悪しきものも
一向にして悪くない
同じくらいに善くもない
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君に恋する僕の気持ちに
僕にできることは何もない
同じ様に
君を幸せにする為に
僕にできることは何もない
それは
妨げてはならない
渡り鳥の進路と
価値がなければならない
人々の存在を
同時に説明しようとする
人類の苦悩の様なものであり
道徳的にできる事の限界と
道徳的ではない僕たちのストーリーを
区別し、受け入れ
手を取り合うために必要な
ひとつのきっかけにはなりそうだ
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泣いているっていう感じ
笑っているっていう感じ
怒っているっていう感じ
そんな風に感じてる
感じているっていう感じ
そういう様な事柄を
説明しようとしたくない
そんな種類の天才が
人工知能をリードする
泣いているっていう感じ
笑っているっていう感じ
怒っているっていう感じ
そんな自分を感じてる
感じているっていう感じ
そういう様な感覚に
優劣順位をつけたがる
そんな種類の僕たちが
不幸で幸に嫉妬する