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[893] 命より
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誰かが
人に助けられました

命を

助けられました


助けられた人は
助けてくれた人に

とても感謝していました

命を助けてくれて
ありがとうと

とても感謝していました


僕達はみんな
いつかは死んでしまう


命は

助けられても
いつかは消えてしまう


それでも僕達は

命を大事にする


それにとても感謝する


何故だか知ってますか?


命より大事なものを
抱えて生きているからです

だから

いつか死ぬのに
助けられた命に

感謝ができるんです


僕達は

誰かを助けたり
それに感謝してみたり
誰かと笑ってみたり

してみるんです

それには
命が必要だけど

そうすることは
命よりも大切なんです


だから僕達は

いつか死んでしまうのに

ありがとうって想うんです

2009/05/12 (Tue)

[890] 十人十色
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十人十色

それは
違いという意味じゃない

それは

理解という意味なんだ

2009/05/09 (Sat)

[886] 無力な力
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たとえば人に
何もしてあげられないと

想うことができている


その大切なことを
大切にできるのは

無力な力の僕達だけだ

2009/05/07 (Thu)

[883] 言葉に詰まる
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言葉に詰まった僕は
口笛を吹いた

言葉に詰まった僕は
絵にしてみた

言葉に詰まった僕は
笑ってみせた



言葉にしても
それはたった一言で

ありがとう

にしかならなかった


それは

たった
五文字である前に

色んな想いが詰まっていたから

僕は言葉に詰まった



でも僕は
時々それを言ってみる

ありがとうって言ってみる


でもやっぱり
言葉に詰まる


そしてまた

口笛で吹いてみる
表情に出してみる

空に一人で言ってみる


そしてまた

時々は言ってみる

たった五文字に詰め込んで

ありがとうって
言ってみる




そうさ

気持ちは
言葉じゃ足りない

でも
それは他の部分で

伝わっていくと思う



そしてまた

僕は時々は言ってみる



たった五文字で

ありがとうって言ってみる

たった五文字にしてみる事も

時々は大切だ


でもそれは
たった五文字だけじゃない

だから
いつもは言葉に詰まる


でも
時々言ってみる


でも

大抵は口笛で
メロディーに乗せてみる






言葉からはみ出した
心を持った僕達が

使う言葉って

きっと
そういうものだ

2009/05/03 (Sun)

[879] コンピューター将棋から
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少し前に
チェスの世界チャンピオンが

コンピューターに負けたそうだ

将棋はチェスに似ているがそれよりは複雑で

アマのトップには勝てるが
プロのトップには敵わないらしい

でも
あと5年くらいすれば

互角以上に戦えるようになるというのが

コンピューター将棋で
打倒人間に励む人達の

一致した見解だ


以前
将棋のトップレベルのプロに

スーパーコンピューターで挑んで負けた人達が

とても悔しそうにしていたのを

テレビで見たことがある


コンピューターは
負けても悔しがらないけど

コンピューターを作った人間の方は
とても悔しそうにしていた


課題が見つかったので
次回はもっと頑張りたいと

彼は言っていた

勝った名人も
コンピューターの進歩に驚いていた


その光景はまるで

清々しいスポーツのようで


人間 VS コンピューター
ではなく

人間 VS 人間
のように見えた


コンピューターは悔しがらないけど

コンピューターを作った彼は悔しがっていた


彼はコンピューターで人間を超えようとしていたが

彼は悔しがっていたんだ


彼はコンピューターを作る
人間で

将棋を打つ人間と
同じ人間だと思えた


僕は
コンピューター将棋という分野と

人間の頭脳とコンピューターという

ほんの少しの対立を知って

以前テレビで見た
その光景を

興味深く想い出し


たとえば

超能力者 VS 科学者
みたいなバトルさえも

人として愛しく見えた




人間にしかできないことのひとつが

たとえば
芸術なら

それに点数や良い悪いがないからだろう


あるのは

感動や感情だ


人間にしかできないことのひとつが

たとえば
スポーツなら

嬉しかったり悔しかったりすることに

費やせた想いのことだ

向き合った時間のことだ



ギャンブル性のないゲームには
必ず必勝方が存在するというのは
数学で証明されていると


彼は悔しそうに言っていたが


そんな彼は
とても人間らしかった

2009/04/28 (Tue)

[874] 進化の軌跡
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悲しみは怒りではない

これは
とても間違えやすい

それは

いつまでも繰り返してしまうから

とても
間違えやすい

悲しみが
怒りではないことに気付くまで

いつまでも繰り返してしまうから

それは
とても間違えやすい

気付かなければ気付かないほどに

悲しみは怒りになって

その怒りが悲しみに変わるから

それは
とても繰り返しやすい

気付かなければ気付かないほどに

それは
更に気付けない



生命が
生存や繁栄の為に
行き着いた成れの果て

人間に進化したのは

宇宙に飛び出して
他の惑星に行く為じゃない

その見解は
肉体的な生物学で

頭脳が言った
物質的な見解だ


人間に進化した成れの果てに

人種 民族 宗教
その対立があるのは

悲しみは怒りではないことに気付ける様に

感情と理性を合わせ持つ為に

精神的な見解で
僕達がアプローチする為だ


悲しみが優しさであることに気付いた時に

悲しみが優しさに変わった時に

僕達は
その繰り返しを止めることができる

僕達は
その繰り返しに終止符を打てる

その進化に終止符を打てる


それは
単に始まってしまったものを
止める為の手だてではなく

僕達が
わざわざ人間になってまで経験したかった事だ


宇宙という僕達が

太陽と地球の距離を定めた理由だ


悲しみが
優しさに変わるとは

悲しみの共有という意味であり

共有とは理解という意味であり


そこで感じる理解とは

愛や神とも呼ばれてる

それは
歓喜とも呼ばれ得る



僕達は愛で
進化に終止符を打てる

言い方を変えれば

その経験で打つ進化の終止符は

神に至る道だ


それは
神には経験できない

進化を得た人間だけが
経験できることだ

2009/04/23 (Thu)

[873] 自力
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命は有限だ



何をしよう?


何が出来るだろう?



そう考える時
まず僕達は

生きることが出来ている

だって


僕達はけして
受け身じゃないから

2009/04/21 (Tue)

[872] 共感
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人間が
どんな生き物かというのなら

事情は色々あれ
何であれ

何も言わずに
頷いてあげたいと思える生き物だ


その感覚は

共感を超えた共感だ


人間が持ち得る
感情的な共感だ


人は皆本当は

事情や理由じゃなくて

喜怒哀楽を共感してる



それは

僕達の
言葉や世間体じゃなくて

道徳ですらなくて


心の中が
そう言っているんだ



それが
人間の共感だ

そして
この共感は


あらゆる差別や戦争を
この世界からなくすだろう

2009/04/20 (Mon)

[868] 一生
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これは
眺めなのかもしれないな


努力とか
出会いとか

運命とか
必然とか

そんなものではなくて


それは

桜並木のトンネルや
大地に沈む夕日とか
満天の夜空とか

流れ星を見る様な

それとは言わずその様な

眺めなのかもしれないな

2009/04/19 (Sun)

[865] 瞑想
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生命が持つ意識が
この宇宙の何処にもなかったら

この宇宙を認識する者は
この宇宙の何処にもいない

すると

この宇宙は一体どうなってしまうのだろう?

消えてなくなってしまうのか?


そんな疑問や心配をするのは

生命の意識だけなのだ

生命以外の何かが
いるか?いないか?以前に
そんな疑問や心配をするのは
生命の意識だけなのである

この気づきは同時に


生命以外の意識についても
僕達に示してくれる


それは

とても瞑想的だ

2009/04/16 (Thu)
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