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松葉杖を武器にして
闘う男の闘魂は
まるでブラックコーヒーだ
星を眺めて描いてる
アイツの飛んだぶっ飛びは
星みたいな自画像だ
針が刺さるのは痛いよね?
子供は撫でてあげれば
笑顔になるよ
宇宙の端っこで歌ってみなよ
ぶっ壊れるくらいに君らしく
もう二度と、壊れなくなるから
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太陽に、蛍光灯を設置して
土星の輪っかはドーナッツ
金星人の人生を
小説で読んだ夢を見て
火星に移住して見せた
水星人の振りをした
ツキノワグマが住んでいる
地球の田舎の林では
木製バッドが作られる
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必要のないものは存在しない
この最も重要かつ
簡単な方程式を解くために
数学者は奔走している
八百屋と魚屋が近所にある確率は
素数と関係があり
あまり見かけないと思っていると
案外見かけたりする
偶然は必然の言い訳で
必然は偶然の言い訳だ
どうでもいいことは
どうでもいいという意味に置いては
これ以上になく重要だ
メリットはデメリットと親友で
何も言わずに、お互いを認めてる
とても純粋な、本当の僕たちみたいに
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僕は幸運にも
詐欺師に出会った
サイボーグを模倣した
彼女の瞳には 生気がなかった
彼女は15万が
100万円に変わると言ったから
僕はその100万円を
ビスケットにして見せると言ったんだ
とても辛くて泣きそうな時に
子供の頃に食べた様な
懐かしくて甘いビスケットに
して見せると言ったんだ
彼女は少し無言になった
ビスケットより美味しいものが
買えますよ!何もせずに!
彼女は声を張り上げた
じゃあ逆に、スゲー沢山の事をしたのに
ビスケット一枚しか貰えなかった時の
その味わいは味わえないんだね
と、僕は寂しそうに言った
すると彼女は、一番奥にしまっておいた
可愛いぬいぐるみを抱き締めて
時間の重みに涙を見せた
時間なんてないよ
あれはハッタリだよ
タネのあるマジックショーみたいなもん
僕は余裕と焦りと興奮をマッチさせ
はっきりとそう言った
みんなここにいるし
全部ここにあるよ
生きるのも詐欺みたいなもんさ
生きたり死んだり、それに左右されるのも
それに気づく為のショーなんだ
冷めたものほど、温める事ができるんだ
科学ですら、こんなこと知ってる
でも、僕たちは最初から
それを知ってるんだよ
思い出すために、忘れたんだ
僕は僕を癒す為に
詐欺師を抱き締めた
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僕たちは僕たちなりの解釈で
全てを見ているんだ
そんな解釈はゴミ箱に捨てちゃいなよ
だって狭くて小さくて
投げたゴミがゴミ箱に
入らなくってイライラするから
どんな解釈だって出きるんだよ
それが良いものの方がいいなら
そうすればいいんだ
でも良いものだけが良いものじゃないんだ
悪いものだって良いかも知れない
これは啓発の裏を行く笑顔の秘密だよ
貧乏は料理が上手くなる
金持ちは暇だから、人生を見つめる
上手く行かないから、上手く行った時
うまく行った事が、上手く行く為の秘訣だったら
こんな風にして説明し過ぎると訳分かんなくなって笑えたり
何だかんだと単純に星を眺めて眠ったり
美味しいから食べすぎて
料理して失敗したら、笑い話しにするから
今日起きた事なんて、どうなるか宛になんない
全部含めて、糧になるんだから
白黒の写真に笑う僕らなんだ
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捨てられた空き缶が
冬の風に飛ばされて
鳴り響くその音は
音楽理論を吹き飛ばす
名前も知らない鳥たちの
早朝に鳴く鳴き声は
朝陽と異常にマッチして
朝の憂鬱を包み込む
邪魔な小銭を募金する
全うそうな考えが
スーパーのレジの姉さんの
笑顔で覆されていく
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どこまで自由になれるかが鍵だ
その鍵で、君はこの扉を開けるのさ
名の知らない星が見えるだろ?
元々は名のない僕らの様に
それは光るんだ
それは美しいけど、どこか切ない
だからこそ美しいんだ
どこまで自由になれるかが鍵だ
何が起きたっていいじゃないか
起きることは起きることに任せればいい
無責任はそういう風に使いこなすんだ
風が吹いたらその風で口笛を吹くんだ
そのメロディーは僕たちの思うがままに
吹けばいいのだから
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全てを失い失望したら
僕たちはハグする
その為に必要だったものは
必要ないものとされるんだ
この星は輝きを可視光に閉じ込めた
すごく光る星だ
その光りで太陽を照らしているなんて
何処の科学者が知るのだろうか?
疲れたら飯が旨い
簡単に言えばそんなとこ
この秘密を知っている料理人なら
少しはいるよ
悲しみはメロディーで
幸せは義務じゃない
それを知ってる人間なら
神様と友達みたいに振る舞うのさ