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EASYの部屋


[1103] バス
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僕はバスに乗った


目的地を運転手に聞きいた

そこには行かないと
言われたが


僕はそのバスに乗った



運転手が冷たく見えたのは

僕の心のせいかも知れない


運転手の小さなマイクが
タバコに見えて

僕はギョッとした



世の中はこんなにも
投げやりなものかと

僕はハッとした




行き先の違うバスに
僕は乗った



それはあたかも

僕の人生の様であるからだ



僕は目的地を
運転手に告げて


そこに行かないバスに
僕は乗ったのだ



外は雨が降っていて

僕の心にマッチしていたからだ

馬鹿げてはいるが
僕はそのバスに乗った


人生は目的じゃなくて
情景かも知れないと


とても思えたからだ

2011/02/28 (Mon)

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