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EASYの部屋


[1262] 隙間
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光らない蛍を見て
君は泣いた

肉体を持つ悲しみは

姿の見えない
鳥の鳴き声に似ている


今日のこと以外は
まるで昨日のようで

断片的な経験は
解読出来ない記号のようだ



仄かな香りを頼りに
僕らはそこを探してる

それは

何処にもなく


僕たちの隙間を
ぴったりと埋めているのに

2018/01/09 (Tue)

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