詩人:EASY | [投票][編集] |
僕と君の間にあるもの
その距離にあるものは、一体何なのだろうか?
触れ合えたら埋まるのだろうか?
分かり合えたら埋まるのだろうか?
見つめ合えば埋まるのだろうか?
そもそも僕は
何処から何処までなのだろうか?
爪先から、つむじまでなのだろうか?
生まれたときから、今日までなのだろうか?
そもそも僕は
何から何までなのだろうか?
生まれてから死ぬまでなのだろうか?
そう思うことから、そう思わないことまでなのだろか?
僕と君の間にあるもの
その距離にあるものは、一体何なのだろうか?
そもそも
僕と君の間に距離など
本当にあるのだろうか?
それとも
恋をする為にとった距離なのだろうか?
それならば
それは、僕たちの秘密だ
僕たちは植物のように
その苦悩を吸って、愛を吐き出し
僕と君との間を
そうやって
埋めていくのだから
距離のない処まで
それはあまりにも
切なくも儚いので
神様の秘密だ