ずっとそれを握りしめてる小さな手汗でもう、何なのかさえ分からなくなってるその小さな手とても柔らかく口は一文字その愛らしさは憎まれる方法を知る術がない四つ葉のクローバーは生物的には奇形で運命的には幸運で僕たち的には柔らかいとてもその様なものだそれはただ夜の癖に昼よりもはっきりと見える雲みたくそのことを宛てがうようにとても柔らかきものの様にしてそのことを僕に伝えようとするとても言葉にすることをさせなくさせてる愛しさだ
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