自由は風と仲が良くて毎日寄り添っているよまるで猫の香箱座りのように可愛く手を畳みお腹を空かしているんだ僕は撫で方だけは教わりたくないどんな風に撫でるかは僕が決めるんだ頭の上と、顎の下を撫でるのは本能よりずっと素直な笑顔の理由なんだそれは、野原が好きな理由とものすごくリンクしている将来の夢なんて語らせないでおくれよ今日、笑う理由さえも僕は持っていないんだから
[前頁] [EASYの部屋] [次頁]