詩人:EASY | [投票][得票][編集] |
永遠に行くことがない
永遠に知ることがない
ずっと遠くの小さな星の
世界を僕は想像できる
そこでは笑顔が溢れたり
涙がすごく流れたり
争い事が起こったり
恋する人や愛する人や
悲しい別れや
嬉しい出会い
色んなことが想像できる
永遠に行くことがない
永遠に知ることがない
そんな遠くの小さな星は
僕には関係ないけれど
もし僕が
その星の神様になれたら
その星の
行く末を託されたなら
苦しいことや絶望よりは
嬉しいことや楽しいことを増やしてみようと思うかな
すごく遠くの小さな星が
スマイル顔でなくても
スマイル顔であっても
僕には何も影響ないし
僕には何も支障ない
だから
すごく遠くの小さな星の
願いを叶えてあげるんだ
怒り顔よりスマイル顔を
絶望より希望の方を
すごく遠くの小さな星に
僕が与えてあげましょう
クレヨンで描いた恒星が
ずっと笑っているように
でも神様は
その権限は与えてくれない
僕達には与えてくれない
だから
すごく遠くの小さな星を
僕は色々想像してる
神様とは違うから
そっちはどうだ?
こっちはこうだ
明日はきっといいことあるさ
と
空を見て想うだけ
永遠に行くことがない
永遠に知ることがない
すごく遠くの小さな星と
励まし合うしかできないさ
でも
想像してる
すごく遠くの小さな星は
この星とよく似てるんだ
だから良かった
明日はきっといいことあると
君に直接言えるから
そのことで
僕はとても救われた