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EASYの部屋


[895] 3.5次元〜文理学
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100年前?

それは

言い伝えや
昔話しの教訓かも知れない

生命の進化や
起源の研究かも知れないし

歴史の年表に載ってる事かも知れない

又は

カレンダーや暦を見て
単に引き算をする事を言うのかも知れない




人が死んでも

地球が消えても

時計の針は止まらない




そんな観念を持ってしまった人間は

時というものを
普遍的にしたのでしょう






その観念が
僕達の世界を

三次元に確定させた

そしてそれは

どんなに
立体的に動いても

そこから抜け出すことができないことを

行為の結果として
教えてくれる






その観念はまるで
僕達の肉体のようにも思える

故に
肉体を司る僕達の精神そのものは
三次元的な世界を超えているという答えを提示している


それを
無知にさせてしまうのは

この世界で普遍的にまでなっている時間というものだ








人類は約6万年前に始まったと言われている

生命の起源は数十億万年も前になる

宇宙の起源ともなれば数百億年も前になる






その歴史の中に
僕達は含まれている

何かの起源は他の何かの起源でもあるからだ

故に
それは繋がっていて

そこで言う繋がりとは

時間を超えた精神的なものである












体が老いても優しい老人には
醜さより美しさがある

どんなに大金を積んでも
恋や感謝は出来ない



立体的な図形を
美しい芸術のように映せたら

体はそこにあっても

そこはもう
違う次元と言えるのでしょう


見えている世界が
全く違うのだから






時間を超えるとは
マイムマシーンではなく

限られた時間の中でも
その輝きが失われない事を言うのだ


それは

物理学者が永い間解けなかった事の答えでもある


この発想は馬鹿げているが恐らくは真実で


故に

物理学の計算だけで
時間が普遍ではない事に気付いたアインシュタインは

天才なのだ

2010/03/05 (Fri)

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