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[996] 神目線のニューエイジ
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余計なものを全部なくしたら

何も無くなっちゃったんだ

残ったのは神様だけ


でも
神様も一人だと退屈だから
神様じゃない存在に成り変わって宇宙を創設したんだ


そう

神様は泣いたり笑ったり
怒ってみたりしたかった




でも何故?

神様は他の者に成り変わってまで
そうしたのかというと

みんな神様みたいに完璧だったら


余計なものを全部なくしてしまい

また何も無くなっちゃうからなんだ


たまに悟って
神様に戻っちゃう人もいるけれど

大抵の人は未熟なままで

ちゃんと感情を満喫してるんだ

時々恋したり

愛をみつけたりして


スポーツもするし
戦争とかもするけれど

それはみんな

ちゃんと愛とか感動に
繋がっているんだ

それは絶対さ


だって神様は
一人ぼっちになっちゃった後に

それを思い付き
宇宙を創設したんだから

その順序だけは
明白な事なんだ






それは例えば

映画鑑賞とか
音楽鑑賞みたいなもの

コメディーや戦争もの
アクションにラブストーリー

ロックやバラード
レゲエにラップ

たまにトランスして

神様に成りかけるけど


色んなジャンルがある



それらはみんな
各々に味がある


映画を見て流した涙は
主人公が死んだからだけど

この感動は
感情のおかげで

戦争のせいじゃない



神様は
その事に気付いて

余計なものを全部なくしてしまう自分に

退屈してしまうんだ


人の欲望もまた美しい
泥の中から花は咲くからだ

神様は知ったのさ


だから神様は
神様じゃない存在に成り変わり


それを体験してるんだ


そしてこう思う

余計なものなど何もない
全てが素晴らしいと

黒い紙に白い字は書けるけど

白い紙には黒い字が書けると

全てが余計である事と
全てが必要である事が

同じ意味である事を


たまに悟る人もいるけれど
それはそれ


だって元々

みんな神様なんだから

2010/02/16 (Tue)

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