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鶉ック カロメリックの部屋


[15] おっさん
詩人:鶉ック カロメリック [投票][編集]



みたいものが
あるという
そんな欲求が
詩をつくらす


あぶなっかしい
魅力の人が
ひとりふたり
いることで
詩ができる


ああこの人に
知ってもらいたいなと
思ったら
僕は




まるで浮気


清廉な火遊び


裸いじょうの
はだかのことばを
のぞきみて


やっているなら




詩は


きれいなもんじゃないよな




その人のまんまだもんな



1000あるそれらのなかの

1つ2つほどにこころひかれ


執着し


たのしみ




なるほど僕は




好き


だったのか




ただの


おっさんだったのだ




いくらかっこつけても

おっさんだったのだ


2009/08/09 (Sun)

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