詩人:鶉ック カロメリック | [投票][編集] |
ぼくがなにになろうとも
やはりぼくがすきだろう
えんしたものに
こころが反応し
さけびたくなる
うれしくて
また
いかりによって
ここにいるぼくと
このさきにいるぼくと
ああ
なんらかわらず
なけと
ぶてと
まえみてすすめと
ぜんぶのぼくが
いまのぼくにいう
おまえほど
すてきなぼうやは
いないぜと
ふだんはまじめなあんたが
みたことない
こどものようなかおして
わらいながらいう
から
だから
ぼくは
あんたをすきになる
かぜをいたみとかんじるときに
あんたが
これは一番きもちいい
ものなんだぜと
いいながら
ひょっこりあらわれるから
ぼくはいいほうのうそを駆使しながら
本当の笑顔にいどむ
ぼくがなにになろうとも
ぼくはぼくがすきだろう
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