愛を書こう恋を書こう
悲しみを切なさを喪失感を

欲しかった人の心になにか残そうと
偏った思考回路で幸せな妄想と不幸な現実を繰り返す
もう無理なのに

消したくないけど消したい
消したいけど消えない

太陽より眩しくて
居ないのに
いつも心に居て
でも
居なくて

今、どこに居ますか
今、誰といますか
今、幸せですか

知りたい、知りたくない、
でも知りたい
消えない

繰り返す夜
いつまで？

それでも

おはよう
今日がまた始まる
明日も

それでもいつか

何も書けない
傷が癒えてく代償か

何となく元気です
みんなはどう？

「絆」も響かない
強くなりすぎた心
大丈夫
飼い馴らすよ
どんな悪魔でも

傷つけるだけで治せない
相対論から外れてる
神さまなんて神じゃない

「登竜門です
おゆきなさい」

小幅な歩幅で歩く君

三途の川さえ通過点

終わりでなくて

旅の途中。


そんな貴女が大好きです

あの日
絶望の底に心地良さを感じた
愚かだと言われよう

しかし譲れない

五感を解放しても
深く深く昏睡できる
闇を愛している

理解を

死ぬ事の意味は
牧師が知っていて

生きる事の意味は
殺人鬼が知っていた

泣きそうで泣けない
悲しみが足らないのか
リアルを否定したのか
破裂しそうな胸の箱をゆっくり押さえ込む
薄まる感情

手慣れたものだ

生き残るたびに
「人」から遠ざかる

絶望と希望は必然で
隣り合わせで寄り添う

終わりに憧れる希望も
確かに希望

絶望と希望は内に有り
経験済み


気付いているよね？
何をしても世界は壊れない

もういいだろう
そろそろ頃あいだ
時間に限りがあるが
思考は無限だ

何か
作り造り創りだせ

沈む先に終わりがなければ沈みながら生きて行く