詩人:かけてん | [投票][編集] |
叶わない叶えられない
何かに
花束を送った
「お疲れ」の花束
偽る偽り続ける
我が心に
憎しみを向けた
はずたった
変わっていなかった
幼い子に宿りし美しき魂は
今は社会(ひと)に流され今や面影をも隠してしまっているように見えていた
大好き大好きだったはずの
言葉たちに
花束を送った
「お別れ」の花束
気付いた気付いていた
我が心を
塞ぎこんだ
はずたった
変わっていなかった
あの頃宿っていた美しきあの魂は
社会(ひと)に流されずちゃんと心に宿っていた
それが例え物理的不幸をもたらすとしても
幼い時抱いたヒーローを大切にしていきたい
貧乏でも幸せだったから
幸せはきっとみんなの胸のなかに