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かけてんの部屋
[347]
君もいなかった時代
詩人:
かけてん
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いつもより暗い家に家族は消えてた
扉を開ければ死んでいた
僕はもう死んでいた
母親も父親もみんなみんな死んでいた
窓を開けると
死んでいなかった風が空気が僕を包んでくれた
2010/04/11 (Sun)
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