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かけてんの部屋


[380] 神様たちに
詩人:かけてん [投票][得票][編集]

家路が遠くて
倒れたってかまわない
死んだってかまわない

それが強い事のように思えていたけど




町に潜められる悪たちがいつ牙をむくか
それを考えれば知れるね




知れるね
何をするべきか







まだつかないの?
そう聞く子にも見えたかなあの横顔


してはいけないのに

分かるよね





もう少しかななんて考えている間はつけないよ







聞いてみようか
神様たちに
僕の事
君の事








繋いだ手が離れないように


もう少しだけ

生きていてほしい







神様たちにも奪えないその命


消えはしない



家路がまだまだなんて知っていたんだ


子供は知っていたんだ
あの横顔







2011/06/04 (Sat)

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