部屋の壁にもたれながら目の前のドア開けられずにいる少し手を伸ばしてみるが開けられない手は届いているでも、開けられないドアを開ければ分かっている何がそこにあるのか分かっている血の海だもしも僕がドアを開ければ僕まで浸かることになるいや、でももう手遅れか僕の心はそれを思うだけでそれを考えるだけでそれがすでに心に溜まっていたんだ同罪なんだ僕らが犯した哀れな罪なんだ
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