マイナスの感情を私を殺す勢いで叩きつけた意味の無い真っ赤な血はまるで、ただっこのような我儘だ。マイナスの感情で斜めに世の中を見ている生きない死ねない生物がそれは、苦し紛れの逃避行だ。愛なんか無い、でも愛が欲しいよできないなら殺してよ壊してよ、殺してよ私を否定して、でも認めてだから何もいらないありふれた幸せが、とても、高望み。
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