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絶対零度の部屋


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詩人:絶対零度 [投票][編集]

ふと、誰が好きか
分からなります
いえ、俺は
女の子が大好きなのです

君なのか
お前なのか
あなたなのか

誰が好きなのか
分からなくなります

でも
女の子の暖かさが
好きなのです
そう
抱き締めたいのです
抱き締められたいのです
ぎゅうとした
感情に包まれたいのです

ゆえに
君の夢もみます
含む
お前の事も想像します
加えて
あなたの事も妄想します


けれどそこには
何もないのです
そこには愛がないのです
時間だけが過ぎても
ひとりきり、
そこで区切って
終わることもなく
具体性もない無限回廊に
道迷うのでした

言ってしまえば
愛が
欲しいのかもしれません
けれどまだいりません
好きな人を
好きでない限り
愛はまだいりません


ふと、今日も
誰かのことを
好きになります
けれど愛するには
まだまだ先のようです。

2006/12/30 (Sat)

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