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絶対零度の部屋


[237] 私のいない夜
詩人:絶対零度 [投票][編集]

どこにもいない
真っ暗な、三日月夜は、
迷子の迷子な私を
薄く照らした

静かな冬の夜は
固まった水たまりのように
芯まで冷えていく

ああこの静かで冷たい夜に私は
誰にも悟られず
ひっそりと溶けていきたい。

2014/03/03 (Mon)

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