詩人:いもけんぴ佐藤ロビンソン | [投票][得票][編集] |
次の世紀末が訪れる頃
きっとアンドロイドが
人間に恋をしてる
越えられない壁に
気づいてしまう前に
ぼくたちはそれを
阻止しなければいけない
空を飛びたいって口癖のように
呟いている病気のあのこ
人間は空を飛べないって
気づいてしまう前に
ぼくたちはそれを
阻止しなければいけない
どうでもいいことにばっかり
セイを出しすぎて
目の前にある現実を
見逃しちゃいないかい?
生存本能むき出して
争えばいい 愛し合うがいいよ
ぼくらとっくに
引き返せない道辿ってる
理性ぶっ飛ばして我にかえって
手繋いで 突っ込んでいけばいい
最高の終末が待ってんだろ
そうなんだろう?
世界を変えてみせるって
立ち上がっては
金に溺れてったヤツら
行く末は犯罪者
俺は世界の王だとかふざけて言っておいて
海で溺れたあいつのほうが
よっぽど世界を変えたよ
歴史はあきるほど繰り返しただろう
新しいことしないか?
みんな仲良く同じ墓に入るなんて
魅力的すぎて反吐が出る!
独占願望むき出して
従えばいい 踊らされるがいいよ
きみはとっくに
取り返せない罠にハマってる
世界ぶっ飛ばしてふんぞり返って
この星が割れるの笑って見てりゃいい
死ぬ間際になればきっと
(本当の痛みにも気づけるさ)
生存本能むき出して
争えばいい 愛し合うがいいよ
ぼくらとっくに
引き返せない道辿ってる
理性ぶっ飛ばして我にかえって
手繋いで 突っ込んでいけばいい
最悪の終末へ
予測不可能なこの星の未来へ
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