| 詩人:紅ノ雲 | [投票][編集] | 
誰も助けてはくれない
 
逃げ場のない枠のなかで
 
苦しさ怖さに負けそうな
弱い自分と向かい合う 
 
怖いのは強烈なハイキックよりも
ひるむことを知らない相手の目 
 
その目が弱い自分を写して体力を吸い取っていく 
 
しかしそれは相手も同じこと 
 
こっちの味方は
脳内ではじけるアドレナリン
 
あり得ないハイテンションを隠し持って
 
吐く息とともに敵を倒す
 
 
 
数年前はちゃんと戦えてたのに、
今では、戦う前から試合放棄。 
 
弱い自分を、自分で甘やかしてる。
 
まだ戦えるはず。 
いや、戦わなくちゃいけない。 
 
自分の中の弱い自分と。
 
戦いはまだ終わってない
| 詩人:紅ノ雲 | [投票][編集] | 
 
あなたの優しさが好きです 
 
きっとあなたは、優しくなんかないと言うでしょう
 
 
それでも、あなたの優しさが僕の心を癒すのは事実です
 
 
 
テンパって振り向いたらあなたがいる
 
 
 
 
あなたの存在が僕にとっては優しさなのです
| 詩人:紅ノ雲 | [投票][編集] | 
もしもまた君と出会うことがあったとしても、僕は笑顔をつくって何も言わないだろう。 
 
君は、
いつも僕より大人で、
いつも僕の味方だった。  
あの頃よく聞いていた歌を無意識に口ずさんだとき、君がそばにいる気がした。 
今でも君は、僕の中に住んでるんだ。
| 詩人:紅ノ雲 | [投票][編集] | 
少年は知ってる
本当の空の色を
 
少年は感じてる
渦巻く闇の力を 
 
少年は笑ってる
自分の無力さを
 
少年は怯えてる
闇で笑う悪魔に
 
少年は泣いてる
屈折した一本道で 
 
少年には見えている 
死にゆく自分の姿が