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紅ノ雲の部屋


[11] 悲しみの泉
詩人:紅ノ雲 [投票][編集]

こんこんと
透明な悲しみが湧く泉
それは君を冷やす
どす黒い絶望を一滴たらせば
赤黒いマグマが爆発する
それは君の叫び
 しゃーない しゃーない
 おじいちゃんは
 天国を見ながらつぶやく
 
絶望、底なしの絶望は
白く燃える太陽に焼かれて
黒い花が咲きました
  でも  連れていかれるよりは  どこでもない場所に  時間もない  死もない  次元と次元の狭間  虚無の空間に引きづり込まれるよりはマシ
 
悲しみの泉に体温を捧げよう

2007/11/09 (Fri)

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