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紅ノ雲の部屋


[9] ファイティングポーズ
詩人:紅ノ雲 [投票][編集]

誰も助けてはくれない
 
逃げ場のない枠のなかで
 
苦しさ怖さに負けそうな
弱い自分と向かい合う 
 
怖いのは強烈なハイキックよりも
ひるむことを知らない相手の目 
 
その目が弱い自分を写して体力を吸い取っていく 
 
しかしそれは相手も同じこと 
 
こっちの味方は
脳内ではじけるアドレナリン
 
あり得ないハイテンションを隠し持って
 
吐く息とともに敵を倒す
 
 
 
数年前はちゃんと戦えてたのに、
今では、戦う前から試合放棄。 
 
弱い自分を、自分で甘やかしてる。
 
まだ戦えるはず。 
いや、戦わなくちゃいけない。 
 
自分の中の弱い自分と。
 
戦いはまだ終わってない

2007/11/09 (Fri)

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