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黒い犬の部屋


[8] 石の森
詩人:黒い犬 [投票][編集]

犬の首を塀に並べた少年は
得意げに笑った
狂った道化の目を見つめ
また笑った
黙れよ 偽善者 黙れよ
好きな子は あの森の奥にいる
木製の檻の中で 狂うの待ってる 僕を待ってる
正しいふりをした目で見るな
森が泣いた
僕が泣いた
あの子が泣いた
でも誰も聞こえないふり
だって石だから
みんな石だから

ねぇ何がおかしいの?

2008/07/08 (Tue)

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