詩人:晃二 | [投票][編集] |
そんな話があったよね
一人の男の子が
雪の上に見つけた金の鍵に合う箱を
探して雪を掻き分けて
ついに見つけたんだっけ?
でも僕らはその箱が
開くまで中身がわからない
だったら其処で見てないでよ
自分から動き出さなきゃ
何が未来という箱の中に
入ってるかなんて判らないでしょう?
だから僕は進んでくよ
様々な希望をこの胸に
懐いて僕らは生きていくよ
この先もずっと・・・
詩人:晃二 | [投票][編集] |
駒鳥を殺したのは誰ですか
ふくろう・・・ではないのです
我こそ・・・我こそがこの弓と矢を以って殺しました
だから歌いましょう
駒鳥の為のレクイエム
我こそが駒鳥の魂を静められる者だから
詩人:晃二 | [投票][編集] |
いつだったか
その辺に転がっていた羽根のもげた蝶々の死体を
あの日陰に埋葬したのは
ついこの前
その場所を通ったら
いつの間にかどくだみが育っていた
ああ
白い十字架みたいだ
詩人:晃二 | [投票][編集] |
私は閉じ込められました
冷酷無慈悲な殺人犯に
私は悲しくなりました
彼の眸に映ってた
自分があまりに怯えてたから
私は恋しくなりました
誰が 彼が
冷酷無慈悲な殺人犯に
私は恋に堕ちました
どうして恋しくなりました?
彼の眸に悲しい過去を見たから
詩人:晃二 | [投票][編集] |
人間サン
ソット、ソット貴方ノ身体ヲ
私に与エテはクレマセンカ?
流レ行ク時代二取リ残サレル記憶ハ要ラナイカラ
機械さん
そっと、そっと貴方の身体を
私に与えてはくれませんか?
流れいく人々に受け入れられない心は要らないから
詩人:晃二 | [投票][編集] |
あなたは悪くない
あの人の心は今なら直せるから
あなたは悪くない
あれは直すことができるから
一番悪いのは
直せるか判らないもの
あるいは
直せないものを
壊してしまうこと
詩人:晃二 | [投票][編集] |
そういえばいつかこんなことを誰かにたずねた気がする
いつも嘘しか言わない人が本当のことを言ったらそのとき
その人は嘘吐きになるの?
その言葉は嘘にはならないの?
一体どこのだれがこの答えを知っていよう